ラメ入いりペンで手軽てがるに商品しょうひん管理かんりの技術ぎじゅつ

あらゆるモノにラメ入いりのペンで小ちいさな点てんを書かくだけで、バーコードのように個体こたいを識別しきべつできる技術ぎじゅつが開発かいはつされ、個人こじんやベンチャー企業きぎょうが手軽てがるに低ていコストで商品しょうひんを管理かんりできる技術ぎじゅつとして注目ちゅうもくされそうです。

この技術ぎじゅつはバーコードを貼はり付つける手間てまやコストをかけずに、あらゆるモノの個体こたいを識別しきべつできるようにしようと大手おおて電機でんきメーカーが開発かいはつしました。

利用りよう者しゃは品物しなものに金属きんぞくや樹脂じゅしが光ひかるラメが入はいったペンで直径ちょっけい１いちミリほどの点てんをつけ、専用せんようのアプリが入はいったスマートフォンにつないだ至近しきん距離きょりが撮影さつえいできる外そと付づけのカメラで撮影さつえいします。すると１ひとつ１ひとつ異ことなるラメの模様もようをもとにバーコードのように個体こたいを識別しきべつできるようにする仕組しくみです。

ラメ入いりのペンは市販しはんのものでよく、模様もようは指紋しもんのようにすべて異ことなり偽造ぎぞうされるおそれはほとんどないとしています。例たとえば、カードに小ちいさな点てんをつけてホテルなどの鍵かぎにしたり、工場こうじょうで製品せいひんを簡単かんたんに管理かんりできたりするほか、個人こじんやベンチャー企業きぎょうがインターネットを通をつうじて販売はんばいする商品しょうひんを手軽てがるに管理かんりできるといった使い方つかいかたが想定そうていされるということです。

メーカーではアプリをより使つかいやすくして来年らいねん度ど中ちゅうに実用じつよう化かしたいとしています。「ＮＥＣえぬい-し-」の石山いしやま塁るい主幹しゅかん研究けんきゅう員いんは「あらゆるモノに簡単かんたんにタグがつけられて便利べんりなので早期そうきの実用じつよう化かを目指めざしたい」と話はなしています。

ソース：NHK ニュース