News
Show Furigana

認知にんちしょうさんぶんいち予防よぼう可能かのう欧米おうべい研究けんきゅうグループ

2017-07-20 05:53:30

avatar
認知にんちしょう予防よぼうについてイギリスアメリカなどの研究けんきゅうグループがあらたな分析ぶんせき結果けっかをまとめ、認知にんちしょうになったひとのおよそさんぶんいちは、みみ機能きのう聴力ちょうりょく維持いじすることや、たばこをわないことなどによって予防よぼうできたとして各国かっこく対策たいさく強化きょうかするようびかけています。
イギリスやアメリカなどの認知にんちしょう専門せんもんよんにんつく研究けんきゅうグループは、生活せいかつ習慣しゅうかん改善かいぜん治療ちりょうによって予防よぼうがどれだけ可能かのうか、おおくの研究けんきゅう分析ぶんせきしまとめた結果けっかぜろにち医学いがく雑誌ざっしランセットに発表はっぴょうしました。

このなかで、研究けんきゅうグループは、のう認知にんち機能きのう発達はったつ維持いじかかわる要因よういん人生じんせい時期じきごとに分析ぶんせきしており、いちさいえる年齢ねんれいまで教育きょういくけていればはち%のひと認知にんちしょう予防よぼうできたとしています。

また、中年ちゅうねんにはみみ機能きのう聴力ちょうりょく維持いじすればきゅう%、高齢こうれいになって以降いこうではたばこをわないと%、社会しゃかいからの孤立こりつふせぐことができれば%のひとがそれぞれ予防よぼうできたとうことです。こうした要因よういんわせてここのつあり、すべて取り除とりのぞくことで、さん%のひと認知にんちしょう予防よぼう可能かのうだとしていて、予防よぼうできない場合ばあいでも発症はっしょうおくらせることができるとしています。

認知にんちしょうひとは、おととしの時点じてん世界せかいよんななぜろぜろまんにんいて、発展はってん途上とじょうこく中心ちゅうしん増加ぞうかし、ぜろぜろねんにはいちおくさんぜろぜろぜろまんにんになると推定すいていされています。研究けんきゅうグループの代表だいひょうは「わか時期じきからリスク要因よういんらすことで、認知にんちしょうになるひとらすことができる」として、各国かっこく対策たいさく強化きょうかするようびかけています。
ソース:NHK ニュース