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障害者殺傷事件 法廷で犠牲者19人を匿名に 横浜地裁
2017-07-26 20:22:48

去年7月、相模原市の知的障害者施設で46人が殺傷された事件で、殺人などの罪で起訴された施設の元職員、植松聖被告について、今後開かれる予定の裁判では殺害された19人全員の名前を公開せず、匿名で審理を進めると決定されたことが関係者への取材でわかりました。
この事件は去年7月26日、相模原市緑区の知的障害者の入所施設「津久井やまゆり園」で入所していた障害のある人たちが次々に刃物で刺されて19人が殺害され、27人が重軽傷を負ったもので、元職員の植松聖被告(27)が殺人などの罪で起訴されています。
横浜地方裁判所では裁判員裁判の準備が進められていますが、殺害された19人全員の名前などを法廷で公開せず、匿名で審理を進めると決定されたことが関係者への取材でわかりました。
関係者によりますと、検察が遺族の意向を聞き、被害者のプライバシーを保護する必要性があるとして法廷で名前などを公開しないよう申し立て、先月下旬までに裁判所が認めたということです。
専門家によりますと、法廷で名前を公開しない決定は性犯罪などの被害者についてのケースが多く、殺人事件では異例だということで、今後の審理にどのような影響を与えるのか注目されます。
警察も遺族の希望などを理由に犠牲者の名前を匿名で発表しています。
横浜地方裁判所では裁判員裁判の準備が進められていますが、殺害された19人全員の名前などを法廷で公開せず、匿名で審理を進めると決定されたことが関係者への取材でわかりました。
関係者によりますと、検察が遺族の意向を聞き、被害者のプライバシーを保護する必要性があるとして法廷で名前などを公開しないよう申し立て、先月下旬までに裁判所が認めたということです。
専門家によりますと、法廷で名前を公開しない決定は性犯罪などの被害者についてのケースが多く、殺人事件では異例だということで、今後の審理にどのような影響を与えるのか注目されます。
警察も遺族の希望などを理由に犠牲者の名前を匿名で発表しています。
ソース:NHK ニュース