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“アジアのノーベル賞”マグサイサイ賞に上智大の石澤教授
2017-07-27 03:55:03

アジアの平和や発展に尽くした個人や団体に贈られるマグサイサイ賞に、カンボジアで内戦や虐殺の歴史を乗り越えて世界遺産「アンコール遺跡群」の修復や保全などに尽力した、上智大学の石澤良昭教授が選ばれました。
マグサイサイ賞は、毎年、アジアの平和や発展に尽くした個人や団体に贈られ、「アジアのノーベル賞」とも呼ばれていて、過去には、貧困や飢餓に苦しむ人たちの救済に生涯をささげたマザー・テレサや、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世などが受賞しています。
フィリピンの首都マニラにあるマグサイサイ賞財団は27日、ことしは5人の個人と1つの団体に賞を授与すると発表し、日本からはカンボジアにある世界遺産「アンコール遺跡群」の研究の第一人者である上智大学の石澤良昭教授(79)が選ばれました。
石澤教授は、およそ半世紀にわたって「アンコール遺跡群」の研究を続け、1970年代のポル・ポト政権下での大量虐殺や内戦を乗り越えて遺跡の修復や保全に当たりました。
また、遺跡を守り継いでいくための人材育成にも力を尽くし、こうした活動がカンボジアの文化の復興に大きく貢献したと評価されました。
マグサイサイ賞の授賞式は、来月31日に行われます。
フィリピンの首都マニラにあるマグサイサイ賞財団は27日、ことしは5人の個人と1つの団体に賞を授与すると発表し、日本からはカンボジアにある世界遺産「アンコール遺跡群」の研究の第一人者である上智大学の石澤良昭教授(79)が選ばれました。
石澤教授は、およそ半世紀にわたって「アンコール遺跡群」の研究を続け、1970年代のポル・ポト政権下での大量虐殺や内戦を乗り越えて遺跡の修復や保全に当たりました。
また、遺跡を守り継いでいくための人材育成にも力を尽くし、こうした活動がカンボジアの文化の復興に大きく貢献したと評価されました。
マグサイサイ賞の授賞式は、来月31日に行われます。
石澤教授「非常にうれしい」
ソース:NHK ニュース