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群馬大学附属病院 執刀医が患者の家族と初めて面会
2017-07-30 15:10:56

群馬大学附属病院で腹くう鏡などの手術を受けた患者18人が相次いで死亡した問題で、執刀した医師が30日、亡くなった一部の患者の家族と初めて面会したことが、家族の弁護団への取材でわかりました。弁護団によりますと、医師は患者が死亡したことにおわびの気持ちを伝えたということです。
群馬大学附属病院では、平成26年までの5年間に、40代の男性医師の腹くう鏡の手術を受けた患者8人が相次いで死亡したほか、同じ医師の開腹手術を受けた患者10人も死亡していたことが明らかになり、大学の調査委員会は、病院の診療態勢の不備が背景にあったなどとする報告書をまとめています。
亡くなった患者の家族は、執刀した医師や上司だった元教授に直接会って説明を受けたいと求めていましたが、30日、問題が明らかになってから初めて、2人が一部の患者の家族と面会したことが家族の弁護団への取材でわかりました。
弁護団は、詳しい内容は明らかにできないとしていますが、医師と元教授は、患者が死亡したことにおわびの気持ちを伝えたうえで、一連の問題の経緯について説明したということです。
父親を亡くした40代の男性は「長い間、待ち望んだ直接の説明が行われ、1つの節目になる」と話していたということです。
弁護団の梶浦明裕弁護士はNHKの取材に対し、「今後も真摯(しんし)かつ誠実な説明を求め、そのうえで、和解するか訴訟を起こすかなどを含めた今後の方針を決めたい」と話しています。
亡くなった患者の家族は、執刀した医師や上司だった元教授に直接会って説明を受けたいと求めていましたが、30日、問題が明らかになってから初めて、2人が一部の患者の家族と面会したことが家族の弁護団への取材でわかりました。
弁護団は、詳しい内容は明らかにできないとしていますが、医師と元教授は、患者が死亡したことにおわびの気持ちを伝えたうえで、一連の問題の経緯について説明したということです。
父親を亡くした40代の男性は「長い間、待ち望んだ直接の説明が行われ、1つの節目になる」と話していたということです。
弁護団の梶浦明裕弁護士はNHKの取材に対し、「今後も真摯(しんし)かつ誠実な説明を求め、そのうえで、和解するか訴訟を起こすかなどを含めた今後の方針を決めたい」と話しています。
ソース:NHK ニュース