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あす内閣改造 文科相に林氏 防衛相に小野寺氏など内定
2017-08-02 07:58:49

安倍総理大臣は、3日午前自民党役員人事を行ったあと臨時閣議を開き、閣僚の辞表を取りまとめたうえで、午後組閣本部を設置し、内閣改造を行うことにしています。
こうした中、安倍総理大臣は、内閣改造で、新しい文部科学大臣に林元農林水産大臣の起用を内定しました。安倍総理大臣は、閣僚経験が豊富な林氏を文部科学大臣に起用することで、天下り問題で幹部が処分され、国家戦略特区での獣医学部の新設をめぐって組織内が混乱した文部科学省の立て直しを図る狙いがあるものと見られます。
また防衛大臣には、元防衛大臣で、自民党の小野寺政務調査会長代理の起用が内定しました。安倍総理大臣としては、PKO部隊の日報問題をめぐって大臣や事務次官らが辞任する事態となった防衛省の体制を早期に立て直すためには、安全保障政策に精通している小野寺氏の手腕が必要だと判断したものと見られます。
さらに、経済再生担当大臣に自民党の茂木政務調査会長の起用が内定しました。茂木氏は、安倍総理大臣が重視する人づくり革命も担当します。安倍総理大臣としては、幅広い政策に精通し、実務能力にもたけた茂木氏を、経済再生担当大臣とともに、人づくり革命の担当に起用することで、政策推進の姿勢をアピールする狙いもあるものと見られます。
また世耕経済産業大臣の留任が内定し、世耕氏は兼務してきたロシア経済分野協力担当大臣も引き続き務めることになりました。安倍総理大臣としては、みずからに近い世耕氏を経済産業大臣に留任させ、引き続きロシア経済分野協力担当大臣も兼務させることで、重視する対ロシア外交を推進する狙いがあるものと見られます。
一方、安倍総理大臣は、安倍政権と距離を置いてきた自民党の野田聖子元総務会長の入閣を検討しています。安倍総理大臣は、第2次安倍内閣発足当初から政権を支えてきた、麻生副総理兼財務大臣、菅官房長官の2人を留任させ、政権の骨格は維持することにしています。
こうした中、安倍総理大臣は、内閣改造で、新しい文部科学大臣に林元農林水産大臣の起用を内定しました。安倍総理大臣は、閣僚経験が豊富な林氏を文部科学大臣に起用することで、天下り問題で幹部が処分され、国家戦略特区での獣医学部の新設をめぐって組織内が混乱した文部科学省の立て直しを図る狙いがあるものと見られます。
また防衛大臣には、元防衛大臣で、自民党の小野寺政務調査会長代理の起用が内定しました。安倍総理大臣としては、PKO部隊の日報問題をめぐって大臣や事務次官らが辞任する事態となった防衛省の体制を早期に立て直すためには、安全保障政策に精通している小野寺氏の手腕が必要だと判断したものと見られます。
さらに、経済再生担当大臣に自民党の茂木政務調査会長の起用が内定しました。茂木氏は、安倍総理大臣が重視する人づくり革命も担当します。安倍総理大臣としては、幅広い政策に精通し、実務能力にもたけた茂木氏を、経済再生担当大臣とともに、人づくり革命の担当に起用することで、政策推進の姿勢をアピールする狙いもあるものと見られます。
また世耕経済産業大臣の留任が内定し、世耕氏は兼務してきたロシア経済分野協力担当大臣も引き続き務めることになりました。安倍総理大臣としては、みずからに近い世耕氏を経済産業大臣に留任させ、引き続きロシア経済分野協力担当大臣も兼務させることで、重視する対ロシア外交を推進する狙いがあるものと見られます。
一方、安倍総理大臣は、安倍政権と距離を置いてきた自民党の野田聖子元総務会長の入閣を検討しています。安倍総理大臣は、第2次安倍内閣発足当初から政権を支えてきた、麻生副総理兼財務大臣、菅官房長官の2人を留任させ、政権の骨格は維持することにしています。
ソース:NHK ニュース