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台風5号 あす以降 奄美・種子島・屋久島に接近
2017-08-03 08:21:16
非常に強い台風5号は4日から5日にかけて鹿児島県の奄美地方や種子島・屋久島地方にかなり接近し、猛烈な風が吹いて非常に激しい雨が降るおそれがあります。さらに台風は6日の日曜日ごろには九州に接近するおそれがあり、気象庁は早めの備えを呼びかけています。
気象庁の観測によりますと、非常に強い台風5号は午後3時には鹿児島県奄美地方の東の海上を1時間に15キロの速さで北西へ進んでいます。
中心の気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径130キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
台風5号はやや勢力を強めながら北西へ進む見込みで、4日から5日にかけて奄美地方や種子島・屋久島地方にかなり接近するおそれがあります。
奄美地方では4日の午後以降、暴風域に入るおそれがあり、猛烈な風が吹き非常に激しい雨が降るおそれがあります。
台風の動きが遅いことから、暴風や高波、大雨が長時間続く見込みで、気象庁は警戒を呼びかけています。
その後、台風は次第に北寄りに進路を変え、6日の日曜日ごろには勢力を保ったまま九州に接近し、進路によっては九州の各地が暴風域に入るおそれがあります。
暴風や大雨のほか潮位が高い大潮の時期にあたるため、海岸や川の河口付近の低い土地では高潮による浸水や冠水のおそれもあります。
気象庁は最新の台風情報を確認し早めに備えを進めるよう呼びかけています。
台風の進路にあたる地域では、自分が住んでいる場所でどのような災害が起きやすいかや、避難場所の位置を防災マップで確認するなど備えを進めてください。
中心の気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径130キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
台風5号はやや勢力を強めながら北西へ進む見込みで、4日から5日にかけて奄美地方や種子島・屋久島地方にかなり接近するおそれがあります。
奄美地方では4日の午後以降、暴風域に入るおそれがあり、猛烈な風が吹き非常に激しい雨が降るおそれがあります。
台風の動きが遅いことから、暴風や高波、大雨が長時間続く見込みで、気象庁は警戒を呼びかけています。
その後、台風は次第に北寄りに進路を変え、6日の日曜日ごろには勢力を保ったまま九州に接近し、進路によっては九州の各地が暴風域に入るおそれがあります。
暴風や大雨のほか潮位が高い大潮の時期にあたるため、海岸や川の河口付近の低い土地では高潮による浸水や冠水のおそれもあります。
気象庁は最新の台風情報を確認し早めに備えを進めるよう呼びかけています。
台風の進路にあたる地域では、自分が住んでいる場所でどのような災害が起きやすいかや、避難場所の位置を防災マップで確認するなど備えを進めてください。
奄美の漁港や市街地で備え
台風5号が近づいている鹿児島県の奄美大島にある漁港や市街地では、地元の人たちが台風への備えを進めています。
奄美市にある名瀬漁港では、朝から漁業者たちが船が高波で流されないようロープで岸と結んでいました。
また漁港にヨットを置いている人たちも風で転覆しないよう帆をたたんでロープでマストに巻き付けていました。
ヨットを所有する76歳の男性は「台風が近づいてくるのはどうにもできないので、できるかぎりの備えをするしかないです」と話していました。
一方、奄美市の市街地では台風の影響で地元の夏祭り「奄美まつり」のパレードが中止されました。パレードのため通りにはおよそ500個のちょうちんが設置されていましたが、風で飛ばされないよう業者が来て取り外していました。
作業を行っていた32歳の男性は「パレードが中止になって残念ですが自然が相手ですのでしかたがありません」と話していました。
奄美市にある名瀬漁港では、朝から漁業者たちが船が高波で流されないようロープで岸と結んでいました。
また漁港にヨットを置いている人たちも風で転覆しないよう帆をたたんでロープでマストに巻き付けていました。
ヨットを所有する76歳の男性は「台風が近づいてくるのはどうにもできないので、できるかぎりの備えをするしかないです」と話していました。
一方、奄美市の市街地では台風の影響で地元の夏祭り「奄美まつり」のパレードが中止されました。パレードのため通りにはおよそ500個のちょうちんが設置されていましたが、風で飛ばされないよう業者が来て取り外していました。
作業を行っていた32歳の男性は「パレードが中止になって残念ですが自然が相手ですのでしかたがありません」と話していました。
ソース:NHK ニュース