東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい 被災ひさい地ちの若者わかものが現状げんじょうなどを語かたる催もよおし

東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいの当時とうじ、小中こなか学生がくせいだった被災ひさい地ちの若者わかものが、地元じもとの復興ふっこうのために続つづけてきた取り組とりくみや被災ひさい地ちの現状げんじょうについて語かたる催もよおしが都内とないで開ひらかれました。

この催もよおしは、今後こんごの被災ひさい地ち支援しえんの在り方ありかたを考かんがえようと東洋とうよう大学だいがくが企画きかくしたもので、首都しゅと圏けんの大学生だいがくせいら４よん０ぜろ人にんが参加さんかする中なか、震災しんさい当時とうじ、小中こなか学生がくせいだった若者わかものが被災ひさい地ちの現状げんじょうについて語かたりました。

このうち、宮城みやぎ県けん南みなみ三陸さんりく町まち出身しゅっしんの小野寺おのでら翔しょうさん（２に１いち）は、これまで東京とうきょうの大学生だいがくせいらを対象たいしょうに被災ひさい地ちを回まわるツアーに取り組とりくんできたことを報告ほうこくし、「被災ひさい地ちの出身しゅっしん者しゃとそうでない人ひとの間まで震災しんさいの認識にんしきにギャップがあると感かんじています。被災ひさい者しゃ自身じしんが震災しんさいを語り継かたりつぐことが重要じゅうようだと思おもいます」と話はなしていました。

また、岩手いわて県けん山田やまだ町まちの高校生こうこうせい６ろく人にんは、町まちに活気かっきを取り戻とりもどしたいと月つきに１いち～２に回かい、地元じもとの人ひとたちが集あつまれるカフェを開ひらいてきたことを報告ほうこくし、「地域ちいきの人ひととのふれあいを通をとおして学まなぶことが多おおく、喜よろこびを感かんじています」と話はなしていました。

催もよおしを企画きかくした東洋とうよう大学だいがく社会しゃかい学部がくぶの森田もりた明美あけみ教授きょうじゅは「震災しんさいを語り継かたりつぐ活動かつどうなど、被災ひさい地ちの若者わかものが自主じしゅ的てきに行いっている取り組とりくみが長ながく続つづけられるように、今後こんごの支援しえんの在り方ありかたを考かんがえていきたい」と話はなしていました。

ソース：NHK ニュース