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台風5号 和歌山県内を北東へ進む 山梨では猛烈な雨
2017-08-07 08:16:40
台風5号は和歌山県内を北東へ進んでいて、山梨県には、台風を取り巻く発達した雨雲がかかり、1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。これから8日にかけて近畿や東海、四国、それに関東甲信では局地的に猛烈な雨が降るおそれがあります。土砂災害や川の急な増水、暴風などに厳重に警戒し、避難などの対策を早めに進めてください。
気象庁の発表によりますと、台風5号は、午後3時半ごろ和歌山県北部に上陸したあと、午後5時には和歌山県紀の川市の東北東30キロにあって、1時間に20キロの速さで北東へ進んでいると見られます。
中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心の南西側90キロ以内と北東側60キロ以内で風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この時間、大阪府と奈良県、和歌山県、兵庫県、京都府、それに三重県が暴風域に入っています。
特に厳重な警戒が必要なのが、大雨による土砂災害や川の急な増水、低い土地の浸水です。近畿や四国、東海、それに関東甲信などには台風の発達した雨雲が次々と流れ込み、大雨になっています。
最新の雨の状況です。
山梨県では、午後4時20分までの1時間に大月市賑岡町104ミリの猛烈な雨を観測したほか、レーダーによる解析で、山梨県の都留市と大月市西部付近と東部付近で、いずれもおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったと見られ、気象庁は災害の危険が迫っているとして「記録的短時間大雨情報」を発表しました。
また、午後4時20分までの1時間に和歌山市で55.5ミリ、午後4時までの1時間に神奈川県が山北町に設置した雨量計で64ミリ、静岡県が静岡市葵区に設置した雨量計で60ミリのいずれも非常に激しい雨を観測しました。
これまでの雨で、土砂災害の危険性が非常に高まり自治体が避難勧告を出す目安とされる「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。発表されているのは、山梨県が大月市と都留市など、静岡市、三重県が大台町と大紀町、奈良県が五條市と野迫川村、十津川村、和歌山県が和歌山市と海南市、御坊市、それに田辺市など、徳島県が美馬市と吉野川市、阿波市、三好市など、香川県がさぬき市と三木町です。
このあとの雨の見通しです。
近畿南部と四国では7日夜遅くにかけて、東海では8日明け方にかけて断続的に雷や突風を伴い、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、局地的には1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
また、関東甲信や北陸でも7日夜以降、局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。8日昼までに降る雨の量はいずれも多いところで、和歌山県と奈良県、三重県、静岡県で400ミリ、兵庫県と京都府、愛知県、岐阜県、山梨県、それに北陸で300ミリ、関東北部と長野県、滋賀県で250ミリ、愛媛県と徳島県、大阪府で200ミリ、中国地方と東北で150ミリと予想されています。
さらに8日は東北などでも雨が強まるおそれがあり、8日昼から9日の昼までにはいずれも多いところで、関東甲信と北陸、東北で200ミリから300ミリの雨が降ると予想されています。
台風の動きが比較的遅く、雨雲が長時間かかり続けるおそれがあることなどから、ところによって平年の8月1か月の雨量を上回る大雨になると予想されています。
すでに大雨となっている地域や今後、大雨が予想される地域では自治体が出す情報などをもとに、早めの避難などの対策を進めてください。特に、お年寄りなど避難に時間がかかる人や山沿いや川沿いに住む人などは、雨や風が強まって状況が悪化する前に早く安全な場所に避難してください。また、大雨のたびに田んぼや用水路に流され、亡くなる人が後を絶ちません。様子を見に行かず絶対に近づかないようにしてください。
台風の接近に伴い、暴風や高波にも厳重な警戒が必要です。
午後2時15分には徳島県阿南市蒲生田で37.4メートル、午後3時すぎには和歌山県日高川町で30.8メートル、午後0時20分ごろには、和歌山県の南紀白浜空港で29.3メートルの最大瞬間風速を観測しました。
8日にかけて西日本や東海を中心に非常に強い風が吹く見込みで、最大風速は、四国で30メートル、近畿で28メートル、東海で25メートル、中国地方と北陸で23メートルと予想され、最大瞬間風速は▽四国で45メートル、近畿で40メートル、東海と北陸、中国地方、伊豆諸島で30メートルから35メートルに達する見込みです。
また、近畿と四国、それに東海の海上では8日にかけて波の高さが7メートルから8メートルの大しけが続く見込みです。
今後の台風の予想進路にあたる地域では、自分が住んでいる場所で、土砂災害や河川の氾濫など、どのような災害が起きやすいかを確認したり、▽避難場所の位置を防災マップで確認したりするなど備えを進めてください。
中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心の南西側90キロ以内と北東側60キロ以内で風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この時間、大阪府と奈良県、和歌山県、兵庫県、京都府、それに三重県が暴風域に入っています。
特に厳重な警戒が必要なのが、大雨による土砂災害や川の急な増水、低い土地の浸水です。近畿や四国、東海、それに関東甲信などには台風の発達した雨雲が次々と流れ込み、大雨になっています。
最新の雨の状況です。
山梨県では、午後4時20分までの1時間に大月市賑岡町104ミリの猛烈な雨を観測したほか、レーダーによる解析で、山梨県の都留市と大月市西部付近と東部付近で、いずれもおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったと見られ、気象庁は災害の危険が迫っているとして「記録的短時間大雨情報」を発表しました。
また、午後4時20分までの1時間に和歌山市で55.5ミリ、午後4時までの1時間に神奈川県が山北町に設置した雨量計で64ミリ、静岡県が静岡市葵区に設置した雨量計で60ミリのいずれも非常に激しい雨を観測しました。
これまでの雨で、土砂災害の危険性が非常に高まり自治体が避難勧告を出す目安とされる「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。発表されているのは、山梨県が大月市と都留市など、静岡市、三重県が大台町と大紀町、奈良県が五條市と野迫川村、十津川村、和歌山県が和歌山市と海南市、御坊市、それに田辺市など、徳島県が美馬市と吉野川市、阿波市、三好市など、香川県がさぬき市と三木町です。
このあとの雨の見通しです。
近畿南部と四国では7日夜遅くにかけて、東海では8日明け方にかけて断続的に雷や突風を伴い、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、局地的には1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
また、関東甲信や北陸でも7日夜以降、局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。8日昼までに降る雨の量はいずれも多いところで、和歌山県と奈良県、三重県、静岡県で400ミリ、兵庫県と京都府、愛知県、岐阜県、山梨県、それに北陸で300ミリ、関東北部と長野県、滋賀県で250ミリ、愛媛県と徳島県、大阪府で200ミリ、中国地方と東北で150ミリと予想されています。
さらに8日は東北などでも雨が強まるおそれがあり、8日昼から9日の昼までにはいずれも多いところで、関東甲信と北陸、東北で200ミリから300ミリの雨が降ると予想されています。
台風の動きが比較的遅く、雨雲が長時間かかり続けるおそれがあることなどから、ところによって平年の8月1か月の雨量を上回る大雨になると予想されています。
すでに大雨となっている地域や今後、大雨が予想される地域では自治体が出す情報などをもとに、早めの避難などの対策を進めてください。特に、お年寄りなど避難に時間がかかる人や山沿いや川沿いに住む人などは、雨や風が強まって状況が悪化する前に早く安全な場所に避難してください。また、大雨のたびに田んぼや用水路に流され、亡くなる人が後を絶ちません。様子を見に行かず絶対に近づかないようにしてください。
台風の接近に伴い、暴風や高波にも厳重な警戒が必要です。
午後2時15分には徳島県阿南市蒲生田で37.4メートル、午後3時すぎには和歌山県日高川町で30.8メートル、午後0時20分ごろには、和歌山県の南紀白浜空港で29.3メートルの最大瞬間風速を観測しました。
8日にかけて西日本や東海を中心に非常に強い風が吹く見込みで、最大風速は、四国で30メートル、近畿で28メートル、東海で25メートル、中国地方と北陸で23メートルと予想され、最大瞬間風速は▽四国で45メートル、近畿で40メートル、東海と北陸、中国地方、伊豆諸島で30メートルから35メートルに達する見込みです。
また、近畿と四国、それに東海の海上では8日にかけて波の高さが7メートルから8メートルの大しけが続く見込みです。
今後の台風の予想進路にあたる地域では、自分が住んでいる場所で、土砂災害や河川の氾濫など、どのような災害が起きやすいかを確認したり、▽避難場所の位置を防災マップで確認したりするなど備えを進めてください。
ソース:NHK ニュース