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激戦の島に3人の遺骨 日本兵か 千島列島北部
2017-08-15 19:31:44
太平洋戦争で日本が降伏した直後に日本軍とソビエト軍の間で激しい戦闘が行われた千島列島北部のシュムシュ島(占守)で、日本兵と見られる3人の遺骨が見つかりました。このうち1人の遺骨のそばでは個人の認識票と見られる遺品も見つかり、身元の特定につながることが期待されています。
シュムシュ島では太平洋戦争で日本が降伏した直後の1945年8月18日に侵攻したソビエト軍と日本軍の守備隊との間で激しい戦闘が行われ、ロシア側によりますと、双方合わせて700人以上が死亡したとされています。
ロシア極東のサハリン州政府などは15日、6月から先月にかけて行った現地調査の結果を発表し、日本兵と見られる3人の遺骨とソビエト兵と見られる47人の遺骨を発見したことを明らかにしました。このうち日本兵と見られる1人の遺骨のそばでは兵士の名前や所属する部隊を記した認識票と見られる遺品も見つかったということで、身元の特定につながることが期待されています。
シュムシュ島では去年までに日本兵と見られる50人余りの遺骨が見つかっているものの、身元が特定されて遺族に返還されたのは1人にとどまっています。ロシア側は3人の遺骨を去年見つかった12人の遺骨とともに日本側に引き渡すことにしています。
ロシア極東のサハリン州政府などは15日、6月から先月にかけて行った現地調査の結果を発表し、日本兵と見られる3人の遺骨とソビエト兵と見られる47人の遺骨を発見したことを明らかにしました。このうち日本兵と見られる1人の遺骨のそばでは兵士の名前や所属する部隊を記した認識票と見られる遺品も見つかったということで、身元の特定につながることが期待されています。
シュムシュ島では去年までに日本兵と見られる50人余りの遺骨が見つかっているものの、身元が特定されて遺族に返還されたのは1人にとどまっています。ロシア側は3人の遺骨を去年見つかった12人の遺骨とともに日本側に引き渡すことにしています。
ソース:NHK ニュース