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広島ひろしま土砂どしゃ災害さいがい 被災ひさいでは夜明よあまえからいの

2017-08-19 20:54:00

広島ひろしまさんねんまえ8月はちがつぜろにちきた土砂どしゃ災害さいがいでは、災害さいがい関連かんれんさんにんふくめ、土砂どしゃ災害さいがいとしては平成へいせいはいってから最悪さいあくななななにん犠牲ぎせいになりました。それからさんねんとなるぜろにちは、災害さいがい発生はっせいした夜明よあまえから遺族いぞくなどが被災ひさいおとずいのりをささげています。
このうち、広島ひろしま安佐南あさみなみ八木やぎ阿武あぶさと団地だんちには安佐北あさきたひろしふじ喜美きみいさおさん(はちぜろ)がつまとともにおとずれました。

ひろしふじさん夫妻ふさいは、長男ちょうなんつとむさん(当時とうじよんはちさい)が土砂どしゃ巻き込まきこまれくなった自宅じたく跡地あとちしずかにわせていました。ひろしふじさんは「さんねん月日つきひはものすごくはやかんじます。いちにちたりともわすれたことはなかったです。たよりにしていた息子むすこがいなくてさみしいという気持きもちが一番いちばんです」とはなしていました。

つま孝子たかこさん(ななはち)は「おやよりさきくなるのはつらいことです。住宅じゅうたくはいくらこわれても立て直たてなおすことできますがいのちはもうかえってきません」とはなしていました。

また、住民じゅうみんくなった広島ひろしま安佐南あさみなみ八木やぎ県営けんえい緑丘みどりがおか住宅じゅうたくでは、被災ひさいしゃ支援しえんつづけているボランティアのひとなどがあかりかごをともしてもくとうをささげていました。

活動かつどうおこなっている男性だんせいは「災害さいがいからさんねんたち、だいぶ復興ふっこうすすんでいるようにえますが、『さみしい』とこえげる被災ひさいしゃおおいです。そうしたほうすこしでも笑顔えがおもどるような活動かつどうをこれからもつづけていきたい」とはなしていました。
ソース:NHK ニュース