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広島土砂災害から3年 人口減少続く 安全なまちづくりが課題に
2017-08-19 19:06:17

77人が犠牲になった広島市の土砂災害から20日で3年です。被災地では砂防ダムの整備など復興事業が進む一方、犠牲者が出た地域では人口の減少が続いていて、住民が安全だと思えるまちづくりをどう進めていくかが課題となっています。
3年前の8月20日に広島市で起きた土砂災害では市内の166か所で土石流やがけ崩れが発生し、77人が死亡しました。
このうち、犠牲者が出た10地区の世帯数や人口は、災害発生前の平成26年7月末時点で6692世帯、15890人でしたが、ことし6月末時点では6418世帯、14823人と1067人減少しています。
最も人口が減ったのは土石流が直撃した安佐南区の八木3丁目で、511人減少しています。これは住宅の再建が進んでいないことや災害をおそれて転居した被災者がいることなどが要因と見られています。
被災地では、これまでに砂防ダムの緊急工事が完了したほか、避難路の整備など復興事業も進んでいますが、今後は住民が安全だと思えるまちづくりをどう進めていくかが課題となります。
広島市都市整備調整課の木村良一担当課長は「住民の皆さんは地域の活気を取り戻したいと思っているので、国や県と連携して1日でも早く安全に暮らしてもらえるよう、まちづくりに取り組んでいきたい」と話しています。
このうち、犠牲者が出た10地区の世帯数や人口は、災害発生前の平成26年7月末時点で6692世帯、15890人でしたが、ことし6月末時点では6418世帯、14823人と1067人減少しています。
最も人口が減ったのは土石流が直撃した安佐南区の八木3丁目で、511人減少しています。これは住宅の再建が進んでいないことや災害をおそれて転居した被災者がいることなどが要因と見られています。
被災地では、これまでに砂防ダムの緊急工事が完了したほか、避難路の整備など復興事業も進んでいますが、今後は住民が安全だと思えるまちづくりをどう進めていくかが課題となります。
広島市都市整備調整課の木村良一担当課長は「住民の皆さんは地域の活気を取り戻したいと思っているので、国や県と連携して1日でも早く安全に暮らしてもらえるよう、まちづくりに取り組んでいきたい」と話しています。
ソース:NHK ニュース