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ポテトサラダで食中毒 5歳女児が意識不明 O157 埼玉
2017-08-21 11:53:02

埼玉県熊谷市の総菜店で加工販売されたポテトサラダを食べた8人が腹痛などの症状を訴え、このうち5歳の女の子が意識不明となっています。症状を訴えた人のうち6人からは腸管出血性大腸菌O157が検出され埼玉県は食中毒と断定して、この店を21日から3日間の営業停止処分にしました。
埼玉県によりますと今月7日から8日にかけて、熊谷市の総菜店で加工販売されたポテトサラダを食べた4歳から60歳までの合わせて8人が下痢や腹痛などの症状を訴え、保健所が調べたところ、このうち6人から腸管出血性大腸菌O157が検出されたということです。
症状を訴えた人のうち、現在も子どもを含む3人が入院中で、このうち5歳の女の子は急性腎不全などを引き起こす溶血性尿毒症症候群を発症して意識不明となっているということです。
埼玉県はポテトサラダが原因による食中毒と断定して、加工販売した熊谷市の総菜店、「でりしゃす籠原店」を21日から3日間の営業停止処分としました。
県によりますと、腸管出血性大腸菌は少ない数の菌でも発症し、感染力が非常に強いということで、生野菜などはよく洗い、肉は中心部まで十分に加熱して食べるよう注意を呼びかけています。
O157は病原性大腸菌の一つで、本来は家畜の大腸をすみかとしていますが、菌が付着した食べ物などを介して人に感染します。感染力が強いため、わずかな菌でも症状を引き起こし、1年を通じて感染が報告されていますが、細菌が繁殖しやすい夏場は特に注意が必要です。
感染してから発症するまでに1週間前後の潜伏期間があり、菌が出す毒素によって激しい腹痛や下痢を引き起こし、子どもや高齢者の場合は合併症を起こして死亡するケースもあります。
厚生労働省は感染を防ぐために、食材や手をよく洗うことや調理器具の消毒を徹底することなどを呼びかけています。
症状を訴えた人のうち、現在も子どもを含む3人が入院中で、このうち5歳の女の子は急性腎不全などを引き起こす溶血性尿毒症症候群を発症して意識不明となっているということです。
埼玉県はポテトサラダが原因による食中毒と断定して、加工販売した熊谷市の総菜店、「でりしゃす籠原店」を21日から3日間の営業停止処分としました。
県によりますと、腸管出血性大腸菌は少ない数の菌でも発症し、感染力が非常に強いということで、生野菜などはよく洗い、肉は中心部まで十分に加熱して食べるよう注意を呼びかけています。
O157は病原性大腸菌の一つで、本来は家畜の大腸をすみかとしていますが、菌が付着した食べ物などを介して人に感染します。感染力が強いため、わずかな菌でも症状を引き起こし、1年を通じて感染が報告されていますが、細菌が繁殖しやすい夏場は特に注意が必要です。
感染してから発症するまでに1週間前後の潜伏期間があり、菌が出す毒素によって激しい腹痛や下痢を引き起こし、子どもや高齢者の場合は合併症を起こして死亡するケースもあります。
厚生労働省は感染を防ぐために、食材や手をよく洗うことや調理器具の消毒を徹底することなどを呼びかけています。
ソース:NHK ニュース