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「米に今後も“贈り物“」 軍縮会議で北朝鮮
2017-09-05 19:48:53

スイスのジュネーブで開かれている軍縮会議で、核実験を行った北朝鮮に対し、各国から非難の声明が相次ぎましたが、北朝鮮の大使は、「アメリカには今後もわが国から『贈り物』が届けられるだろう」と述べて、今後も核・ミサイル開発を続けると主張しました。
ジュネーブで開かれている軍縮会議では5日、本会議が開かれ、6回目の核実験を行った北朝鮮に対し、日本やアメリカなど、30か国以上から非難の声明が相次ぎました。
これに対し、北朝鮮のハン・デソン大使は、「誇るべき報告がある」と述べたうえで、「大陸間弾道ミサイル用の水素爆弾の実験が成功した。核戦力を完成させるという目標を達成し、強力な核抑止力を得た」と強調しました。
そのうえで、たび重なるミサイルの発射と核実験について「アメリカからの核の脅威に対する自衛のための行動だ。これらの行動は、ほかならぬアメリカに向けての『贈り物』であり、アメリカには今後もわが国から『贈り物』が届けられるだろう」と述べて、今後も核・ミサイル開発を続けると主張しました。
この発言に対し、日本の高見澤軍縮大使は「まったく容認できない。国連安保理は責任を果たし、より強い措置を含む新たな決議に向けて取り組むべきだ」と指摘し、アメリカのウッド軍縮大使も「安保理で各国とともに取り組んでいく」と述べて、国際社会が一体となって新たな制裁を科す必要性があると強調しました。
これについて北朝鮮のハン大使は、「圧力や制裁はわが国に通用しない。開発を後退させるつもりはみじんもない」などと反論しました。
これに対し、北朝鮮のハン・デソン大使は、「誇るべき報告がある」と述べたうえで、「大陸間弾道ミサイル用の水素爆弾の実験が成功した。核戦力を完成させるという目標を達成し、強力な核抑止力を得た」と強調しました。
そのうえで、たび重なるミサイルの発射と核実験について「アメリカからの核の脅威に対する自衛のための行動だ。これらの行動は、ほかならぬアメリカに向けての『贈り物』であり、アメリカには今後もわが国から『贈り物』が届けられるだろう」と述べて、今後も核・ミサイル開発を続けると主張しました。
この発言に対し、日本の高見澤軍縮大使は「まったく容認できない。国連安保理は責任を果たし、より強い措置を含む新たな決議に向けて取り組むべきだ」と指摘し、アメリカのウッド軍縮大使も「安保理で各国とともに取り組んでいく」と述べて、国際社会が一体となって新たな制裁を科す必要性があると強調しました。
これについて北朝鮮のハン大使は、「圧力や制裁はわが国に通用しない。開発を後退させるつもりはみじんもない」などと反論しました。
ソース:NHK ニュース