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ロシア大統領「北朝鮮を追い詰めてはならない」
2017-09-06 09:11:38

ロシアのプーチン大統領は、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領と極東のウラジオストクで首脳会談を行い、6回目の核実験を行った北朝鮮への対応について「感情的になって北朝鮮を追い詰めてはならない」と述べ、制裁などの圧力ではなく対話による解決を目指すべきだと改めて主張しました。
ロシアのプーチン大統領は、極東のウラジオストクで6日から始まった国際経済フォーラムに合わせて韓国のムン・ジェイン大統領と首脳会談を行いました。
この中で、弾道ミサイルの発射を繰り返し、今月3日には6回目の核実験を行った北朝鮮への対応について協議しました。
会談後、記者発表を行ったプーチン大統領は、北朝鮮を非難する一方で「制裁と圧力だけで問題を解決することは難しい。感情的になって北朝鮮を追い詰めてはならない」と述べ、制裁などの圧力ではなく対話によって核問題の解決を目指すべきだと主張しました。
そのうえで、ロシアと韓国が連携して北朝鮮に対して電気やガスなどを供給する構想があることを明らかにしました。
これに対してムン大統領は「プーチン大統領とは、北の核やミサイル開発が誤った道であり、緊張の緩和が急務という認識で一致した」と述べました。
ムン大統領はそのうえで、プーチン大統領の構想は北朝鮮の肯定的な変化を引き出し、核開発の歯止めにつながる可能性があると評価しました。
この中で、弾道ミサイルの発射を繰り返し、今月3日には6回目の核実験を行った北朝鮮への対応について協議しました。
会談後、記者発表を行ったプーチン大統領は、北朝鮮を非難する一方で「制裁と圧力だけで問題を解決することは難しい。感情的になって北朝鮮を追い詰めてはならない」と述べ、制裁などの圧力ではなく対話によって核問題の解決を目指すべきだと主張しました。
そのうえで、ロシアと韓国が連携して北朝鮮に対して電気やガスなどを供給する構想があることを明らかにしました。
これに対してムン大統領は「プーチン大統領とは、北の核やミサイル開発が誤った道であり、緊張の緩和が急務という認識で一致した」と述べました。
ムン大統領はそのうえで、プーチン大統領の構想は北朝鮮の肯定的な変化を引き出し、核開発の歯止めにつながる可能性があると評価しました。
ソース:NHK ニュース