Show Furigana
人気マンガをネットに掲載容疑で逮捕 多額の広告収入か
2017-09-06 09:21:24

マンガ雑誌の発売前に人気マンガの内容の一部をインターネットのサイトに載せたとして、沖縄県などの男女のグループと秋田県の男が著作権法違反の疑いで逮捕されました。警察によりますと、このうち、秋田県の男は、サイトを閲覧したことによる広告収入で少なくとも3億500万円を得ていたということです。
逮捕されたのは、沖縄県北谷町の自営業、上原暢容疑者(30)と鳥取市のフリーライター、長屋静華容疑者(23)ら男女合わせて3人です。
また、秋田市中通のウェブデザイナー、堀田井良史被告(31)も6日までに逮捕・起訴されました。
警察によりますと、このうち上原容疑者ら3人は、ことし7月までのおよそ1年間にわたり、集英社が刊行するマンガ雑誌「週刊少年ジャンプ」で連載中の人気マンガ「ONEPIECE」などの画像データをスキャナーで読み取ったうえで、発売前にインターネットのサイトに載せたとして著作権法違反の疑いが持たれています。
3人は正規の発売日の前に販売を行う「早売り店」と呼ばれる店で雑誌を購入したということです。また、サイトを閲覧したことによる広告収入により、およそ7500万円を得ていたということです。
調べに対し上原容疑者ら2人は容疑を認め、長屋容疑者は「去年の分についてはやっていない」と供述し、容疑を一部否認しているということです。
また、堀田井被告は、インターネットの同じようなサイトから画像をコピーして自分のサイトに載せ、逮捕されるまでの3年近くで、閲覧による広告収入を少なくとも3億500万円得ていたということです。
警察の調べに対し、堀田井被告は「生活費を稼ぐためにやった」と起訴された内容を認めているということです。警察が詳しいいきさつを調べています。
また、秋田市中通のウェブデザイナー、堀田井良史被告(31)も6日までに逮捕・起訴されました。
警察によりますと、このうち上原容疑者ら3人は、ことし7月までのおよそ1年間にわたり、集英社が刊行するマンガ雑誌「週刊少年ジャンプ」で連載中の人気マンガ「ONEPIECE」などの画像データをスキャナーで読み取ったうえで、発売前にインターネットのサイトに載せたとして著作権法違反の疑いが持たれています。
3人は正規の発売日の前に販売を行う「早売り店」と呼ばれる店で雑誌を購入したということです。また、サイトを閲覧したことによる広告収入により、およそ7500万円を得ていたということです。
調べに対し上原容疑者ら2人は容疑を認め、長屋容疑者は「去年の分についてはやっていない」と供述し、容疑を一部否認しているということです。
また、堀田井被告は、インターネットの同じようなサイトから画像をコピーして自分のサイトに載せ、逮捕されるまでの3年近くで、閲覧による広告収入を少なくとも3億500万円得ていたということです。
警察の調べに対し、堀田井被告は「生活費を稼ぐためにやった」と起訴された内容を認めているということです。警察が詳しいいきさつを調べています。
集英社「強い憤り」
今回の逮捕について集英社広報部は「著作者が心血を注いで作り上げた作品を、不適切な形で公開し、収益をあげていたことには強い憤りを覚えます。今回の逮捕が、後を絶たない出版物の海賊行為・不正使用に対し、警告となることを願っております」というコメントを出しました。
ソース:NHK ニュース