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北朝鮮「制裁に執着すれば断固対応」日米を非難
2017-09-07 19:05:07

北朝鮮は7日夜、6回目の核実験を受けて国連安全保障理事会で新たな制裁決議の採択を目指すアメリカや日本を非難し「制裁と圧迫に執着すれば、到底耐えられない断固たる対応に直面する」などと威嚇しました。首都ピョンヤンでは9日の建国記念日を祝う中央報告大会が8日にも開かれ、トランプ政権への対決姿勢を強調すると見られます。
北朝鮮のアジア太平洋平和委員会は、今月3日の6回目の核実験を受けて国連安全保障理事会で新たな制裁決議の採択を目指すアメリカや日本を非難する声明を7日夜、国営メディアを通じて発表しました。
声明では今回の核実験について「朝鮮労働党の戦略的核武力の建設構想」に基づくとしたうえで、アメリカに対し「水爆実験に込められた意味と警告を正しく判断できず、制裁と圧迫に執着すれば到底耐えられない断固たる対応に直面する」と威嚇しました。
またアメリカの同盟国・日本に対しても「これ以上アメリカの手足となってふるまってはならない。制裁に率先して加担してきた罪に決着をつけるときを待っている」として強くけん制しました。
北朝鮮は9日、69回目の建国記念日を迎えます。
ピョンヤンでは毎年、建国記念日を祝う中央報告大会が開かれており、去年は前日に開催して「わが国は水爆まで保有した核強国として威容をとどろかせている」と主張し、その翌日、5回目の核実験に踏み切りました。
北朝鮮のパク・ポンジュ首相は7日に国営テレビで伝えられた6回目の核実験を祝う大会で「建国から69年の意義深い節目を前にした核の雷鳴は民族の慶事だ」と演説しており、北朝鮮としては指導部のメンバーが出席する中央報告大会を8日にも開いて、国威発揚を図るとともにトランプ政権への対決姿勢を強調すると見られます。
声明では今回の核実験について「朝鮮労働党の戦略的核武力の建設構想」に基づくとしたうえで、アメリカに対し「水爆実験に込められた意味と警告を正しく判断できず、制裁と圧迫に執着すれば到底耐えられない断固たる対応に直面する」と威嚇しました。
またアメリカの同盟国・日本に対しても「これ以上アメリカの手足となってふるまってはならない。制裁に率先して加担してきた罪に決着をつけるときを待っている」として強くけん制しました。
北朝鮮は9日、69回目の建国記念日を迎えます。
ピョンヤンでは毎年、建国記念日を祝う中央報告大会が開かれており、去年は前日に開催して「わが国は水爆まで保有した核強国として威容をとどろかせている」と主張し、その翌日、5回目の核実験に踏み切りました。
北朝鮮のパク・ポンジュ首相は7日に国営テレビで伝えられた6回目の核実験を祝う大会で「建国から69年の意義深い節目を前にした核の雷鳴は民族の慶事だ」と演説しており、北朝鮮としては指導部のメンバーが出席する中央報告大会を8日にも開いて、国威発揚を図るとともにトランプ政権への対決姿勢を強調すると見られます。
ソース:NHK ニュース