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小田急線火災 消防の要請で警察官が停止ボタン押す
2017-09-11 03:32:45

10日東京・渋谷区の小田急小田原線の沿線にある建物から出火し、火が電車の屋根に燃え移った火事で、現場に駆けつけた警察官が消防隊員から「消火活動のために電車を止めてほしい」と要請され、非常停止ボタンを押したことがわかりました。警視庁や小田急電鉄などが当時の状況をさらに調べています。
10日午後4時ごろ、東京・渋谷区代々木の3階建てのボクシングジムから火が出て建物の一部60平方メートルが焼け、さらに、近くで停車した電車に燃え移って車両の屋根およそ15平方メートルが焼けました。
電車にはおよそ300人が乗っていましたが線路を歩いて避難し、けが人はいませんでした。警視庁や東京消防庁は11日午前中から火が出た建物の3階を中心に詳しく調べています。
これまでの調べで、火災が発生した時、小田急の司令所に消防から「沿線で火災が起きた」と連絡がありましたが、司令所から乗務員に指示を出す前に現場に駆けつけた警察官が消防隊員から「踏切から消火活動をしたいので電車を止めてほしい」と要請され、非常停止ボタンを押したことが警視庁などへの取材でわかりました。
警視庁や東京消防庁は当時の状況について確認を進めるとともに、午後1時ごろから世田谷区の車両基地で屋根が焼けた車両についても詳しく調べています。また、小田急電鉄は乗客の避難誘導などの対応について引き続き調べることにしています。
電車にはおよそ300人が乗っていましたが線路を歩いて避難し、けが人はいませんでした。警視庁や東京消防庁は11日午前中から火が出た建物の3階を中心に詳しく調べています。
これまでの調べで、火災が発生した時、小田急の司令所に消防から「沿線で火災が起きた」と連絡がありましたが、司令所から乗務員に指示を出す前に現場に駆けつけた警察官が消防隊員から「踏切から消火活動をしたいので電車を止めてほしい」と要請され、非常停止ボタンを押したことが警視庁などへの取材でわかりました。
警視庁や東京消防庁は当時の状況について確認を進めるとともに、午後1時ごろから世田谷区の車両基地で屋根が焼けた車両についても詳しく調べています。また、小田急電鉄は乗客の避難誘導などの対応について引き続き調べることにしています。
ソース:NHK ニュース