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国連こくれん安保理あんぽり あらたな北朝鮮きたちょうせん制裁せいさい決議けつぎ全会ぜんかい一致いっち採択さいたく

2017-09-12 03:13:10

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かく実験じっけん強行きょうこうした北朝鮮きたちょうせんに対にたいして国連こくれん安全あんぜん保障ほしょう理事りじかいあらたな制裁せいさい決議けつぎ採択さいたくし、アメリカ国連こくれん大使たいしかく・ミサイル開発かいはつ断念だんねんするようびかけましたが、これまで制裁せいさい決議けつぎ無視むししてきた北朝鮮きたちょうせん今後こんご出方でかた焦点しょうてんです。
北朝鮮きたちょうせん今月こんげつさんにちろくかいかく実験じっけん強行きょうこうしたことをけて、国連こくれん安保理あんぽりでは日本にっぽん時間じかんいちにち午前ごぜんななすぎあらたな制裁せいさい決議けつぎ全会ぜんかい一致いっち採択さいたくされました。

あらたな決議けつぎでは、注目ちゅうもくされていた北朝鮮きたちょうせんへの原油げんゆ禁輸きんゆなどは除外じょがいされたものの、北朝鮮きたちょうせんからの繊維せんい製品せいひん輸入ゆにゅう禁止きんしや、北朝鮮きたちょうせん出稼でかせ労働ろうどうしゃ各国かっこく新規しんき就労しゅうろう許可きょかあたえることをきんじることが盛り込もりこまれ、制裁せいさい対象たいしょうひろげられました。

議場ぎじょう演説えんぜつしたアメリカのヘイリー国連こくれん大使たいしは「わたしたちは戦争せんそうもとめてはいない。もし北朝鮮きたちょうせんかく開発かいはつ停止ていしすることに同意どういするなら、くに未来みらい取り戻とりもどすことができる」とかく・ミサイル開発かいはつ断念だんねんするようびかけました。

また、中国ちゅうごくりゅうゆいいち大使たいし演説えんぜつ冒頭ぼうとうで、北朝鮮きたちょうせんろくかいかく実験じっけん強烈きょうれつ非難ひなんするとべました。

安保理あんぽり北朝鮮きたちょうせんによるかく実験じっけんからいち週間しゅうかんあまりという異例いれいはやさであらたな制裁せいさい決議けつぎ採択さいたくこぎ着こぎつけたかたちですが、北朝鮮きたちょうせん反発はんぱつすることも予想よそうされ、これまで制裁せいさい決議けつぎ無視むしして弾道だんどうミサイルの発射はっしゃなどを繰り返くりかえしてきた北朝鮮きたちょうせん今後こんご出方でかた焦点しょうてんです。

決議けつぎ詳細しょうさい

採択さいたくされた決議けつぎはまず、今月こんげつさんにち北朝鮮きたちょうせんおこなったかく実験じっけんは、国連こくれん安全あんぜん保障ほしょう理事りじかい決議けつぎ違反いはんであることと、平和へいわ安全あんぜんへの脅威きょういになっていることに、深刻しんこく懸念けねん表明ひょうめいしています。

ただ当初とうしょ草案そうあん盛り込もりこまれていた、北朝鮮きたちょうせんへの原油げんゆ輸出ゆしゅつ全面ぜんめんてき禁止きんしすることやキム・ジョンウン朝鮮ちょうせん労働党ろうどうとう委員いいんちょう資産しさん凍結とうけつのぞかれ、このうち原油げんゆについては過去かこいちねんぶん相当そうとうするりょう輸出ゆしゅつみとめる、事実じじつじょう現状げんじょう維持いじひとしい内容ないよう修正しゅうせいされました。

また、当初とうしょは、アメリカのトランプ政権せいけんがことし6月ろくがつ金融きんゆう制裁せいさい対象たいしょうくわえた北朝鮮きたちょうせん朝鮮ちょうせん人民じんみんぐん国防省こくぼうしょうに当にあたる人民じんみん武力ぶりょくしょう制裁せいさい対象たいしょうとすることが盛り込もりこまれていましたが、いずれものぞかれました。

これはアメリカが、決議けつぎ採択さいたくいそぐため、制裁せいさい慎重しんちょう中国ちゅうごくロシア譲歩じょうほしたものとられています。

一方いっぽうで、決議けつぎ貿易ぼうえき分野ぶんや制裁せいさいひろげていて、北朝鮮きたちょうせんへの天然てんねんガスえき輸出ゆしゅつ北朝鮮きたちょうせんからの繊維せんい製品せいひん輸入ゆにゅう禁止きんししています。また各国かっこくに対にたいして、北朝鮮きたちょうせん外貨がいか獲得かくとくする手段しゅだんにしているとされている出稼でかせ労働ろうどうしゃ新規しんき就労しゅうろう許可きょかあたえることをきんじたり、制裁せいさい対象たいしょう物資ぶっし運搬うんぱんしているうたがいのある貨物かもつせん公海こうかいじょう検査けんさすることなどももとめています。

中国ちゅうごく各国かっこく冷静れいせいたもつべき」

あらたな制裁せいさい決議けつぎ採択さいたくけ、演説えんぜつした中国ちゅうごくりゅうゆいいち大使たいし冒頭ぼうとう北朝鮮きたちょうせんろくかいかく実験じっけん強烈きょうれつ非難ひなんするとべました。そして「中国ちゅうごく朝鮮ちょうせん半島はんとう非核ひかく対話たいわ協議きょうぎによって実現じつげんすべきだという立場たちば堅持けんじしている」としたうえで、「最近さいきん朝鮮ちょうせん半島はんとう情勢じょうせい複雑ふくざつかつ敏感びんかんであり、各国かっこく緊張きんちょうたかめるような発言はつげん行動こうどうけ、冷静れいせいさをたもつべきだ」などとこれまでの主張しゅちょう繰り返くりかえしました。

また、アメリカに対にたいし、「北朝鮮きたちょうせん体制たいせい交代こうたい政権せいけん崩壊ほうかいもとめず、半島はんとう統一とういついそがず、軍隊ぐんたい軍事ぐんじ境界きょうかいせんえることがあってはならない」とべ、けん制けんせいしました。

国連こくれん安全あんぜん保障ほしょう理事りじかい北朝鮮きたちょうせんに対にたいするあらたな制裁せいさい決議けつぎ全会ぜんかい一致いっち採択さいたくしたことについて中国ちゅうごく外務省がいむしょう耿爽報道ほうどうかんはコメントを発表はっぴょうし、「朝鮮ちょうせん半島はんとう地域ちいき平和へいわ安定あんていまもり、非核ひかくのプロセスを推進すいしんするとともに、国際こくさいてきかく拡散かくさん体制たいせい維持いじするという安保理あんぽりのメンバーの一致いっちした立場たちば反映はんえいさせたものだ」として評価ひょうかしました。

そのうえで、決議けつぎろくか国かこく協議きょうぎ再開さいかい支持しじすることなど、外交がいこうてき政治せいじてき方法ほうほうによる解決かいけつびかけていることにもれ、「中国ちゅうごくは、決議けつぎ内容ないよう全面ぜんめんてきかつ完全かんぜん実施じっしされることをのぞむ」として対話たいわによる解決かいけつ必要ひつようせい強調きょうちょうしています。

さらに、北朝鮮きたちょうせんに対にたいしては、安保理あんぽり決議けつぎ順守じゅんしゅし、かく・ミサイル開発かいはつをこれ以上いじょうすすめないようもとめるとともに、アメリカや韓国かんこくなどに対にたいしては情勢じょうせいをさらに複雑ふくざつにする行動こうどうをとらないようもとめています。

そして、「朝鮮ちょうせん半島はんとう問題もんだいかなら平和へいわてき解決かいけつしなければならず、軍事ぐんじてき解決かいけつ出口でぐちはない。中国ちゅうごくは、朝鮮ちょうせん半島はんとう戦争せんそう混乱こんらんきることを絶対ぜったいゆるさない」として、名指なざしはけながらも軍事ぐんじ行動こうどう排除はいじょしない姿勢しせい打ち出うちだすアメリカをつよけん制けんせいしています。

韓国かんこく国際こくさい社会しゃかいきびしい警告けいこく

国連こくれん安全あんぜん保障ほしょう理事りじかい北朝鮮きたちょうせんに対にたいするあらたな制裁せいさい決議けつぎ全会ぜんかい一致いっち採択さいたくしたことについて韓国かんこく外務省がいむしょう声明せいめい発表はっぴょうし、「国際こくさい平和へいわ安全あんぜんに対にたいする重大じゅうだい挑戦ちょうせんであるきた無謀むぼうかく開発かいはつけっしてみとめないという国際こくさい社会しゃかいつよ意志いしあらためて表明ひょうめいした」として歓迎かんげいしました。

そのうえで、北朝鮮きたちょうせんに対にたいして「相次あいつ挑発ちょうはつ行為こうい外交がいこうてき孤立こりつ経済けいざいてき圧迫あっぱくふかめるだけだという国際こくさい社会しゃかいきびしい警告けいこく深刻しんこく受け止うけとめなければならない。非核ひかくのみがみずからの安全あんぜん経済けいざい発展はってん保障ほしょうするみちだということを理解りかいするべきだ」としてかく開発かいはつすみやかにやめるようもとめました。

国連こくれん安全あんぜん保障ほしょう理事りじかい北朝鮮きたちょうせんに対にたいするあらたな制裁せいさい決議けつぎ全会ぜんかい一致いっち採択さいたくしたことについて韓国かんこく大統領だいとうりょうパク・スヒョンぼくけん報道ほうどうかん声明せいめい発表はっぴょうし、「これまでよりも強力きょうりょく制裁せいさい必要ひつようだという国際こくさい社会しゃかい共感きょうかん全幅ぜんぷく支持しじ意味いみする」として歓迎かんげいしました。

そのうえで、「国際こくさい平和へいわに対にたいする無謀むぼう挑戦ちょうせんは、さらに強力きょうりょく制裁せいさいまねくだけだということを自覚じかくしなければならない。外交がいこうてき孤立こりつ経済けいざいてき圧迫あっぱくからのがれるみち完全かんぜんかつ可逆かぎゃくてき検証けんしょう可能かのうかく廃棄はいきのための対話たいわにつくことだけだ」と強調きょうちょうしました。

首相しゅしょう全会ぜんかい一致いっち採択さいたくたか評価ひょうか

安倍あべ総理そうり大臣だいじん午前ごぜんはちぜろふんごろ、総理そうり大臣だいじん官邸かんていはいさい記者きしゃだんに対にたいし、「北朝鮮きたちょうせんに対にたいする格段かくだんきびしい制裁せいさい決議けつぎ迅速じんそく全会ぜんかい一致いっち採択さいたくされたことをたか評価ひょうかする。今後こんご国際こくさい社会しゃかいでしっかりとこの決議けつぎ履行りこうしていくことがもとめられる。北朝鮮きたちょうせんに対にたいし、これまでにないたかいレベルの圧力あつりょくをかけ、北朝鮮きたちょうせん政策せいさくえさせることが大切たいせつだ。そのために今回こんかい国際こくさい社会しゃかい連携れんけい連帯れんたいし、明確めいかく意思いししめすことができた。今後こんご各国かっこく緊密きんみつ連携れんけいしながら、北朝鮮きたちょうせん政策せいさくえさせるべく日本にっぽんもそのリーダーシップを発揮はっきしていきたい」とべました。

官房かんぼう長官ちょうかん全会ぜんかい一致いっちでの採択さいたく歓迎かんげい

かん官房かんぼう長官ちょうかん閣議かくぎのあとの記者きしゃ会見かいけんで、「かく実験じっけんからいち週間しゅうかんあまりという短期間たんきかんに、北朝鮮きたちょうせんに対にたいする格段かくだんきびしい制裁せいさい措置そちす、きわめて強力きょうりょく安保理あんぽり決議けつぎ全会ぜんかい一致いっち採択さいたくされたことを歓迎かんげいする」とべました。

そのうえでかん官房かんぼう長官ちょうかんは、「今回こんかい決議けつぎでははじめて、北朝鮮きたちょうせんへの原油げんゆ石油せきゆ供給きょうきゅうりょう上限じょうげん設定せっていされるなどしており、今回こんかい過去かこ決議けつぎ完全かんぜん実施じっしした場合ばあい北朝鮮きたちょうせん輸出ゆしゅつによる外貨がいか収入しゅうにゅうやくきゅうぜろ%の削減さくげん見込みこまれる。引き続ひきつづにちべいかん連携れんけいしつつ、中国ちゅうごく・ロシアとも協力きょうりょくし、決議けつぎ完全かんぜんなる実施じっし確保かくほのためにちからくしたい」とべました。

またかん官房かんぼう長官ちょうかんは、記者きしゃだんが、日本にっぽん独自どくじ制裁せいさいをさらにつよめるかんがえがあるかを質問しつもんしたのに対にたいし、「安保理あんぽり決議けつぎに対にたいする北朝鮮きたちょうせん反応はんのう見極みきわめながらしょ懸案けんあん解決かいけつのために、どのような圧力あつりょく強化きょうかすることがもっと効果こうかてきかとの観点かんてんから今後こんご対応たいおう検討けんとうしたい」とべました。

河野こうの外相がいしょう決議けつぎ採択さいたく歓迎かんげい

河野こうの外務がいむ大臣だいじんろくかいかく実験じっけん強行きょうこうした北朝鮮きたちょうせんに対にたいし、国連こくれん安全あんぜん保障ほしょう理事りじかいあらたな制裁せいさい決議けつぎ全会ぜんかい一致いっち採択さいたくしたことをけて、談話だんわ発表はっぴょうしました。

それによりますと、「今回こんかいかく実験じっけんおよび累次るいじ弾道だんどうミサイル発射はっしゃをはじめとする北朝鮮きたちょうせん挑発ちょうはつ行動こうどうは、これまでにない重大じゅうだいかつ差し迫さしせまった脅威きょういだ。今回こんかい安保理あんぽり決議けつぎ採択さいたく国際こくさい社会しゃかい全体ぜんたいとして、北朝鮮きたちょうせんに対にたいする圧力あつりょく強化きょうかしなければならないとのかんがえで一致いっちしたことによるものとして歓迎かんげいする」としています。

そのうえで、「決議けつぎ北朝鮮きたちょうせんに対にたいする圧力あつりょく従来じゅうらいにないあらたな段階だんかい引き上ひきあげるものだ。アメリカをはじめとした関係かんけいこくとも緊密きんみつ連携れんけいしながら、すべての国連こくれん加盟かめいこくに対にたいし、あらたな安保理あんぽり決議けつぎふく関連かんれん決議けつぎ厳格げんかくかつ全面ぜんめんてき履行りこうはたらきかけていく」としています。

そして、「引き続ひきつづき『対話たいわ圧力あつりょく』、『行動こうどうたい行動こうどう』の原則げんそくしたかく・ミサイル・拉致らちといったしょ懸案けんあん包括ほうかつてき解決かいけつけて、アメリカ、韓国かんこくをはじめとする国際こくさい社会しゃかい緊密きんみつ連携れんけいし、積極せっきょくてき取り組とりくんでいく」としています。

防衛ぼうえいしょう国民こくみん安全あんぜん安心あんしん万全ばんぜんす」

小野寺おのでら防衛ぼうえい大臣だいじん閣議かくぎのあとの記者きしゃ会見かいけんで、「北朝鮮きたちょうせんはアメリカに対にたいしてそれ相応そうおう代価だいか支払しはらうようにするむね声明せいめい発出はっしゅつするなど、さらなる挑発ちょうはつ行動こうどう可能かのうせい否定ひていできない。強固きょうこにちべい同盟どうめいのもと、たか緊張きんちょうかんって高度こうど警戒けいかい監視かんし態勢たいせい維持いじしつつ、国民こくみん安全あんぜん安心あんしん万全ばんぜんす」とべました。

そのうえで、小野寺おのでら大臣だいじんは、「今回こんかい決議けつぎには、北朝鮮きたちょうせんによる、さらなるかく実験じっけん、または弾道だんどうミサイル発射はっしゃがあった場合ばあいには、さらなる重要じゅうよう措置そちをとるという表明ひょうめいがある。今後こんご北朝鮮きたちょうせん動向どうこうおうじて制裁せいさい決議けつぎをさらに強化きょうかし、石油せきゆ問題もんだいにも各国かっこく足並あしなみをそろえて対応たいおうしていくことが必要ひつようだ」とべました。

各国かっこく国連こくれん大使たいし議場ぎじょう意見いけんべる

北朝鮮きたちょうせんに対にたいするあらたな制裁せいさい決議けつぎ採択さいたくけて、各国かっこく国連こくれん大使たいし議場ぎじょう意見いけんべました。

このうち、決議けつぎ主導しゅどうしてきたアメリカのヘイリー国連こくれん大使たいしはまず、「今回こんかい決議けつぎトランプ大統領だいとうりょう中国ちゅうごく近平ちから国家こっか主席しゅせききずかれたつよ関係かんけいがなければなかった」とべ、中国ちゅうごくがわ謝意しゃいしめしました。

そのうえで、「北朝鮮きたちょうせん核兵器かくへいき世界中せかいじゅうのどこへでも運搬うんぱんする能力のうりょくかく兵器へいきとなるみち突き進つきすすむのをめなければならない。わたしたちは戦争せんそうもとめてはいない。北朝鮮きたちょうせん後戻あともどりできない段階だんかいにはたっしていない。もしかく開発かいはつ停止ていしすることに同意どういするなら、くに未来みらい取り戻とりもどすことができる。一方いっぽうで、危険きけんみちすすつづけるのならさらなる圧力あつりょくをかけつづける。えらぶのは北朝鮮きたちょうせんだ」とべ、北朝鮮きたちょうせんかく・ミサイル開発かいはつ断念だんねんせまりました。

また、日本にっぽん別所べっしょ国連こくれん大使たいしは「安保理あんぽり北朝鮮きたちょうせんに、かく・ミサイル開発かいはつけっして受け入うけいれられないという明確めいかくなメッセージをおくった。きょうの決議けつぎ北朝鮮きたちょうせん緊急きんきゅう行動こうどうえるようもとめるもので、安保理あんぽり北朝鮮きたちょうせんつづ挑発ちょうはついちかない」とべたうえで、「外交がいこうによる平和へいわてき解決かいけつができるかどうかは北朝鮮きたちょうせんがわ対応たいおうにかかっている。北朝鮮きたちょうせん平和へいわ安全あんぜんのぞむのなら、朝鮮ちょうせん半島はんとう非核ひかくへの具体ぐたいてき方法ほうほう行動こうどうしめすべきだ」とべ、北朝鮮きたちょうせんに対にたいして具体ぐたいてき行動こうどうをとるようもとめました。
ソース:NHK ニュース