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国連安保理 北朝鮮のミサイル発射を非難する声明
2017-09-15 20:41:03

北朝鮮による新たな弾道ミサイルの発射を受けて、国連の安全保障理事会で緊急の会合が開かれ、発射を厳しく非難するとともに、国連加盟国に対して北朝鮮に対する一連の制裁を着実に実施するよう求める、報道機関向けの声明を発表しました。
北朝鮮が15日、首都ピョンヤン郊外から北海道の上空を通過して太平洋上に落下させる形で弾道ミサイル1発を新たに発射したことを受け、国連安保理では15日午後3時(日本時間の16日午前4時)から、緊急の非公開の会合が開かれ、会合は1時間半ほどで終わりました。
会合の後、議長を務めるエチオピアのアレム国連大使は「北朝鮮による挑発的な弾道ミサイルの発射を非難する。すべてのメンバー国はこれまでの制裁決議を直ちに完全に実施しなければならない」とする報道機関向けの声明を発表しました。
安保理では今月11日に、北朝鮮への石油製品の輸出制限などを盛り込んだ厳しい制裁決議が採択されたばかりで、各国が足並みをそろえて制裁を強化していけるかが焦点となっていて、日本の別所国連大使も会合に先立ち、「制裁決議が直ちに完全な形で実行することが重要だ」と話していました。
一方で今回の声明は「安保理は平和的、外交的そして政治的な解決に向けて、関与していくと表明する。平和的で包括的な対話を進めようとするメンバー国の取り組みを歓迎する」として、制裁の強化より対話の再開を重視する中国とロシアの立場にも配慮するものとなっています。
会合の後、議長を務めるエチオピアのアレム国連大使は「北朝鮮による挑発的な弾道ミサイルの発射を非難する。すべてのメンバー国はこれまでの制裁決議を直ちに完全に実施しなければならない」とする報道機関向けの声明を発表しました。
安保理では今月11日に、北朝鮮への石油製品の輸出制限などを盛り込んだ厳しい制裁決議が採択されたばかりで、各国が足並みをそろえて制裁を強化していけるかが焦点となっていて、日本の別所国連大使も会合に先立ち、「制裁決議が直ちに完全な形で実行することが重要だ」と話していました。
一方で今回の声明は「安保理は平和的、外交的そして政治的な解決に向けて、関与していくと表明する。平和的で包括的な対話を進めようとするメンバー国の取り組みを歓迎する」として、制裁の強化より対話の再開を重視する中国とロシアの立場にも配慮するものとなっています。
ソース:NHK ニュース