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プロ野球 パ・リーグ ソフトバンクが優勝
2017-09-16 08:21:51

ソフトバンクは、優勝へのマジックナンバーを「1」とし、16日勝つか引き分ければ優勝が決まるという状況で、埼玉県所沢市のメットライフドームで2位の西武と対戦しました。
ソフトバンクは、1点を追う4回、4番の柳田悠岐選手が、先月23日以来のホームランとなる30号ツーランを打って逆転しました。
そして5回には、3本のタイムリーヒットで4点を奪ってリードを広げ、7回にも、5番のデスパイネ選手の3試合連続のホームランとなる33号ソロで得点を追加しました。
先発はリーグトップに並ぶ15勝をあげている東浜巨投手で、力強いストレートとキレのある変化球で、西武打線をヒット2本に抑え、6回1失点と好投しました。
そして6点リードで迎えた9回は、抑えのサファテ投手が登板し、2点を失ったものの逃げ切り、ソフトバンクが7対3で西武に勝ち、2年ぶりのリーグ優勝を決めました。
ソフトバンクの優勝は、前身の南海やダイエーの時代を含めると18回目、1リーグ時代を含めると20回目です。また、9月16日での優勝決定は、パ・リーグで最も早い優勝決定になりました。

ソフトバンクは、1点を追う4回、4番の柳田悠岐選手が、先月23日以来のホームランとなる30号ツーランを打って逆転しました。
そして5回には、3本のタイムリーヒットで4点を奪ってリードを広げ、7回にも、5番のデスパイネ選手の3試合連続のホームランとなる33号ソロで得点を追加しました。
先発はリーグトップに並ぶ15勝をあげている東浜巨投手で、力強いストレートとキレのある変化球で、西武打線をヒット2本に抑え、6回1失点と好投しました。
そして6点リードで迎えた9回は、抑えのサファテ投手が登板し、2点を失ったものの逃げ切り、ソフトバンクが7対3で西武に勝ち、2年ぶりのリーグ優勝を決めました。
ソフトバンクの優勝は、前身の南海やダイエーの時代を含めると18回目、1リーグ時代を含めると20回目です。また、9月16日での優勝決定は、パ・リーグで最も早い優勝決定になりました。

ソフトバンクは、優勝へのマジックナンバーを「1」とし、16日勝つか引き分ければ優勝が決まるという状況で、埼玉県所沢市のメットライフドームで2位の西武と対戦しました。
ソフトバンクは、1点を追う4回、4番の柳田悠岐選手が、先月23日以来のホームランとなる30号ツーランを打って逆転しました。
そして5回には、3本のタイムリーヒットで4点を奪ってリードを広げ、7回にも、5番のデスパイネ選手の3試合連続のホームランとなる33号ソロで得点を追加しました。
先発はリーグトップに並ぶ15勝をあげている東浜巨投手で、力強いストレートとキレのある変化球で、西武打線をヒット2本に抑え、6回1失点と好投しました。
そして6点リードで迎えた9回は、抑えのサファテ投手が登板し、2点を失ったものの逃げ切り、ソフトバンクが7対3で西武に勝ち、2年ぶりのリーグ優勝を決めました。
ソフトバンクの優勝は、前身の南海やダイエーの時代を含めると18回目、1リーグ時代を含めると20回目です。また、9月16日での優勝決定は、パ・リーグで最も早い優勝決定になりました。
ソフトバンクは、1点を追う4回、4番の柳田悠岐選手が、先月23日以来のホームランとなる30号ツーランを打って逆転しました。
そして5回には、3本のタイムリーヒットで4点を奪ってリードを広げ、7回にも、5番のデスパイネ選手の3試合連続のホームランとなる33号ソロで得点を追加しました。
先発はリーグトップに並ぶ15勝をあげている東浜巨投手で、力強いストレートとキレのある変化球で、西武打線をヒット2本に抑え、6回1失点と好投しました。
そして6点リードで迎えた9回は、抑えのサファテ投手が登板し、2点を失ったものの逃げ切り、ソフトバンクが7対3で西武に勝ち、2年ぶりのリーグ優勝を決めました。
ソフトバンクの優勝は、前身の南海やダイエーの時代を含めると18回目、1リーグ時代を含めると20回目です。また、9月16日での優勝決定は、パ・リーグで最も早い優勝決定になりました。
工藤監督「選手が死にもの狂いで戦った結果」
工藤公康監督は優勝監督のインタビューで、「今は正直ホッとしています。去年、リーグ優勝できず、クライマックスシリーズでも負けてから1年弱、この日を思ってやってきました」と涙で声をつまらせました。
そのうえで、「僕が課した厳しい練習も選手たちがしっかりと乗り越えてきてくれた。そして、ファンの一人一人の思いが選手に伝わり、死にもの狂いで戦ってくれた結果、きょうという日を迎えられた」と笑顔をみせました。
そして、この後のクライマックスシリーズと日本シリーズに向けては「最終的な目標は日本一奪還です。これは「1ダホー」というチームスローガンを決めたときに自分自身に誓ったことです。ファンの皆さんとともに日本一を目指して頑張ります」と力強く話していました。
そのうえで、「僕が課した厳しい練習も選手たちがしっかりと乗り越えてきてくれた。そして、ファンの一人一人の思いが選手に伝わり、死にもの狂いで戦ってくれた結果、きょうという日を迎えられた」と笑顔をみせました。
そして、この後のクライマックスシリーズと日本シリーズに向けては「最終的な目標は日本一奪還です。これは「1ダホー」というチームスローガンを決めたときに自分自身に誓ったことです。ファンの皆さんとともに日本一を目指して頑張ります」と力強く話していました。
サファテ「すべてのチームメートに感謝したい」
ここまでシーズンのセーブ数のプロ野球記録を更新する51セーブをあげているソフトバンクの抑え、サファテ投手は、16日の試合でも9回からマウンドに上がり、2点を取られたものの、胴上げ投手となりました。
優勝が決まったあとはここまでの奮闘をたたえようと、チームメートが工藤監督のあとにサファテ投手を胴上げしました。
サファテ投手は、試合後、「胴上げされるなんて予想していなかったからうれしかった。やっと去年の悔しさを晴らすことができた。自分はこのチームが1番強いと思っているので、それを証明することができて本当によかった」と笑顔で話していました。そして、自身の成績については、「最高の先発陣と中継ぎがリードした状態で自分までつないでくれるからいい数字を残せている。すべてのチームメートに感謝したい。ただ、自分の成績よりもチームが優勝できたことがいちばんだ」と感謝の気持ちを述べました。
優勝が決まったあとはここまでの奮闘をたたえようと、チームメートが工藤監督のあとにサファテ投手を胴上げしました。
サファテ投手は、試合後、「胴上げされるなんて予想していなかったからうれしかった。やっと去年の悔しさを晴らすことができた。自分はこのチームが1番強いと思っているので、それを証明することができて本当によかった」と笑顔で話していました。そして、自身の成績については、「最高の先発陣と中継ぎがリードした状態で自分までつないでくれるからいい数字を残せている。すべてのチームメートに感謝したい。ただ、自分の成績よりもチームが優勝できたことがいちばんだ」と感謝の気持ちを述べました。
松田「この日のために頑張ってきた」
ムードメーカーとしてチームを引っ張ってきた松田宣浩選手は、「きょうは打つほうで何も仕事してないが、最後にウイニングボールが飛んできたのでしっかりアウトにできてよかった。去年優勝できなかった悔しさがあり、この日のために頑張ってきて1日でも早く決めたいと思っていたので、本当にうれしい」と笑顔でした。
柳田「努力が報われうれしい」
16日の試合は4番で出場し、逆転のツーランホームランなど、3打点を挙げる活躍を見せたソフトバンクの柳田悠岐選手は、記者会見で、2年ぶりのリーグ優勝について「去年本当に悔しい思いをしたので、オフの練習を頑張ることができた。努力が報われてうれしい」と感想を述べました。
また16日のツーランで2年ぶりにホームラン30本に到達したことについて「打てる気がしなかったので、チームの足を引っ張らないことだけ考えて試合をしていた。野球の神様はいるんだなと思った」と話していました。
また16日のツーランで2年ぶりにホームラン30本に到達したことについて「打てる気がしなかったので、チームの足を引っ張らないことだけ考えて試合をしていた。野球の神様はいるんだなと思った」と話していました。
東浜「点取る野手や中継ぎ投手のおかげ」
優勝を決めた16日の試合でリーグ単独トップに立つ16勝目を挙げたソフトバンクの東浜巨投手は記者会見で「すばらしい中継ぎ投手が控えているので初回から飛ばして、いけるところまでいこうと目の前のバッターに集中して投げました」と、ピッチングを振り返りました。
そして今シーズンの自身の成績については「できすぎだと思います」と評価して「点を取ってくれる野手や中継ぎ投手のおかげで個人の記録がついているので素直に感謝したいと思います。まだシーズンは続いていますが、自分の中ではいいきっかけをつかめたシーズンになりました」と手応えを感じていました。
そして今シーズンの自身の成績については「できすぎだと思います」と評価して「点を取ってくれる野手や中継ぎ投手のおかげで個人の記録がついているので素直に感謝したいと思います。まだシーズンは続いていますが、自分の中ではいいきっかけをつかめたシーズンになりました」と手応えを感じていました。
パ・リーグ史上最速で優勝
ソフトバンクは、去年は最大で11.5ゲーム差を逆転されて優勝を逃したことから、今シーズンは課題の長打力を補強するため、ロッテの主砲、デスパイネ選手を獲得し、日本一奪回を目指しました。
しかし、シーズン序盤は、開幕投手を務めた和田毅投手や武田翔太投手、それに千賀滉大投手の、去年2桁勝利を挙げた先発陣3人が相次いで離脱するなど、けが人に苦しみ、4月終わりの時点では4位と、開幕から絶好調だった楽天に引き離される展開となりました。
しかし、5月に入ってからは、去年まで1度も規定投球回に達したことがない東浜巨投手や、これまで1度も先発出場がなかったキャッチャーの甲斐拓也選手、1軍最年少の22歳、上林誠知選手、シーズン途中から先発ローテーションに定着した石川柊太投手など若い選手が頭角を現して、徐々に順位を上げていきました。
交流戦に入るとそれまで打線をけん引していた4番の内川聖一選手が首を痛め、デスパイネ選手は右の太ももを負傷して相次いで離脱しましたが、柳田悠岐選手が交流戦で両リーグを通じて1位の打点と2位のホームランでチームを引っ張り、3年連続での交流戦最高勝率に輝きました。
その後も、抑えのサファテ投手や、今シーズン本格的にリリーフに転向した岩嵜翔投手、それにシーズン途中でキューバから加入したモイネロ投手など盤石のリリーフ陣の活躍で接戦をものにして好調を維持し、後半戦に入った7月以降は楽天と激しい首位争いを繰り広げました。
楽天とは8月だけで5回も首位が入れ代わる激しいマッチレースとなりましたが、8月18日からの直接対決3連戦で敵地、仙台で初めて3連勝して勢いに乗ると、楽天が引き分けを挟んで10連敗となった際に一気に突き放し、9月には優勝へのマジックナンバーを点灯させました。
ソフトバンクは、抑えのサファテ投手が1人で5位の日本ハムの勝利数を超える前人未踏の50セーブを達成しプロ野球記録を更新したほか、和田投手なども順次復帰してきてマジックナンバー点灯と前後して9連勝するなど勢いは衰えず、16日、パ・リーグ史上最速で優勝を決めました。
しかし、シーズン序盤は、開幕投手を務めた和田毅投手や武田翔太投手、それに千賀滉大投手の、去年2桁勝利を挙げた先発陣3人が相次いで離脱するなど、けが人に苦しみ、4月終わりの時点では4位と、開幕から絶好調だった楽天に引き離される展開となりました。
しかし、5月に入ってからは、去年まで1度も規定投球回に達したことがない東浜巨投手や、これまで1度も先発出場がなかったキャッチャーの甲斐拓也選手、1軍最年少の22歳、上林誠知選手、シーズン途中から先発ローテーションに定着した石川柊太投手など若い選手が頭角を現して、徐々に順位を上げていきました。
交流戦に入るとそれまで打線をけん引していた4番の内川聖一選手が首を痛め、デスパイネ選手は右の太ももを負傷して相次いで離脱しましたが、柳田悠岐選手が交流戦で両リーグを通じて1位の打点と2位のホームランでチームを引っ張り、3年連続での交流戦最高勝率に輝きました。
その後も、抑えのサファテ投手や、今シーズン本格的にリリーフに転向した岩嵜翔投手、それにシーズン途中でキューバから加入したモイネロ投手など盤石のリリーフ陣の活躍で接戦をものにして好調を維持し、後半戦に入った7月以降は楽天と激しい首位争いを繰り広げました。
楽天とは8月だけで5回も首位が入れ代わる激しいマッチレースとなりましたが、8月18日からの直接対決3連戦で敵地、仙台で初めて3連勝して勢いに乗ると、楽天が引き分けを挟んで10連敗となった際に一気に突き放し、9月には優勝へのマジックナンバーを点灯させました。
ソフトバンクは、抑えのサファテ投手が1人で5位の日本ハムの勝利数を超える前人未踏の50セーブを達成しプロ野球記録を更新したほか、和田投手なども順次復帰してきてマジックナンバー点灯と前後して9連勝するなど勢いは衰えず、16日、パ・リーグ史上最速で優勝を決めました。
勝因は「先行逃げきり」の確立
ソフトバンクの2年ぶりのリーグ優勝の勝因は絶対的な抑え、サファテ投手を中心とした強力なリリーフ陣による「先行逃げきり」というチームの戦い方を確立したことにあります。
ソフトバンクは16日までの130試合で、先制した試合は71勝8敗と実に9割近い勝率です。これが6回を終了した時点でリードした試合となると、73勝でわずか1敗と圧倒的な勝率を残しています。
この終盤での強さの象徴が盤石のリリーフ陣で、中でも抑えのサファテ投手は63試合に登板してセーブ機会での失敗はわずかに1と圧倒的な成績をマークしていました。
シーズンのセーブ数のプロ野球記録を更新する51セーブを記録していて、すでに3年連続の最多セーブを確定しています。
また、両リーグ最多の68試合に登板し、これも両リーグ最多の39ホールドを記録している岩嵜翔投手や、シーズン途中で加入したキューバ代表のモイネロ投手などサファテ投手につなぐリリーフ陣の活躍が接戦の強さにつながりました。
こうしたリリーフ陣の安定によってチームは「1点でもリードすれば守り勝つことができる」というスタイルを確立し、1点を狙うという戦い方に迷いがなくなりました。
強力打線と評価されることも多いソフトバンクですが、犠打の数は16日の試合の前までで136と両リーグ最多で、今シーズンは試合の序盤から送りバントを多用して確実に1点を取りに行く場面が目立ちました。
一か八かの大量得点を狙うよりは、確実に1点ずつを積み重ね、安定した継投で逃げきるという「先行逃げきり」の戦い方を確立したことで、8月以降は1点差での試合は10勝1敗と接戦での強さに磨きがかかり、その後の独走につながりました。
ソフトバンクは16日までの130試合で、先制した試合は71勝8敗と実に9割近い勝率です。これが6回を終了した時点でリードした試合となると、73勝でわずか1敗と圧倒的な勝率を残しています。
この終盤での強さの象徴が盤石のリリーフ陣で、中でも抑えのサファテ投手は63試合に登板してセーブ機会での失敗はわずかに1と圧倒的な成績をマークしていました。
シーズンのセーブ数のプロ野球記録を更新する51セーブを記録していて、すでに3年連続の最多セーブを確定しています。
また、両リーグ最多の68試合に登板し、これも両リーグ最多の39ホールドを記録している岩嵜翔投手や、シーズン途中で加入したキューバ代表のモイネロ投手などサファテ投手につなぐリリーフ陣の活躍が接戦の強さにつながりました。
こうしたリリーフ陣の安定によってチームは「1点でもリードすれば守り勝つことができる」というスタイルを確立し、1点を狙うという戦い方に迷いがなくなりました。
強力打線と評価されることも多いソフトバンクですが、犠打の数は16日の試合の前までで136と両リーグ最多で、今シーズンは試合の序盤から送りバントを多用して確実に1点を取りに行く場面が目立ちました。
一か八かの大量得点を狙うよりは、確実に1点ずつを積み重ね、安定した継投で逃げきるという「先行逃げきり」の戦い方を確立したことで、8月以降は1点差での試合は10勝1敗と接戦での強さに磨きがかかり、その後の独走につながりました。
ソフトバンク 今後の日程
ソフトバンクは、日本シリーズの出場を懸けて、来月18日からのクライマックスシリーズのファイナルステージに臨みます。
ソフトバンクが優勝したパ・リーグのレギュラーシーズンは来月9日まで続く予定で、ほかのチームの順位も決まります。
その後、日本シリーズ出場を懸けたクライマックスシリーズが始まり、まず2位と3位のチームによるファーストステージが行われます。ソフトバンクは、その勝者と本拠地の福岡市のヤフオクドームでファイナルステージを戦います。
ファイナルステージは先に4勝したほうが日本シリーズに進みますが、リーグ優勝のソフトバンクには、あらかじめ1勝がアドバンテージとして与えられます。
クライマックスシリーズはファーストステージが来月14日から行われ、ソフトバンクが出場するファイナルステージは18日から始まります。
ソフトバンクが優勝したパ・リーグのレギュラーシーズンは来月9日まで続く予定で、ほかのチームの順位も決まります。
その後、日本シリーズ出場を懸けたクライマックスシリーズが始まり、まず2位と3位のチームによるファーストステージが行われます。ソフトバンクは、その勝者と本拠地の福岡市のヤフオクドームでファイナルステージを戦います。
ファイナルステージは先に4勝したほうが日本シリーズに進みますが、リーグ優勝のソフトバンクには、あらかじめ1勝がアドバンテージとして与えられます。
クライマックスシリーズはファーストステージが来月14日から行われ、ソフトバンクが出場するファイナルステージは18日から始まります。
ソース:NHK ニュース