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北朝鮮の北米局長 けん制狙いで近くロシア政府高官と会談か
2017-09-25 03:27:05

北朝鮮外務省でアメリカを担当する幹部が25日、ロシアに到着し、近くロシア政府の高官と会談する見通しで、北朝鮮としては、核実験や相次ぐ弾道ミサイルの発射を厳しく非難して圧力を強める、アメリカ・トランプ政権をけん制する狙いがあると見られます。
ロシア入りしたのは北朝鮮外務省のチェ・ソニ北米局長で、25日、ピョンヤンからロシア極東のウラジオストクの空港に到着しました。
ロシア訪問の具体的な目的や日程は明らかにされていませんが、ロシアと北朝鮮の関係に詳しい外交筋によりますと、チェ局長は近く、ロシア政府の高官と会談する見通しだということで、会談では、朝鮮半島情勢をめぐって意見を交わすものと見られます。
ロシアと北朝鮮の関係をめぐっては、チェ局長が今月18日、ピョンヤンに駐在するロシア大使と朝鮮半島情勢について意見を交わしていたほか、国営メディアが、今月22日と23日にロシア大使と大使館員が、北朝鮮で革命の聖地とされるペクトゥ(白頭)山を訪れたと伝えるなど、両国の接近をうかがわせていました。
ロシア政府は北朝鮮の核・ミサイル開発を非難する一方で、対話による問題の解決を重視する姿勢を取っていることから、北朝鮮としてはロシアへの接近を図ることで、圧力を強めるアメリカ・トランプ政権をけん制する狙いがあると見られます。
ロシア訪問の具体的な目的や日程は明らかにされていませんが、ロシアと北朝鮮の関係に詳しい外交筋によりますと、チェ局長は近く、ロシア政府の高官と会談する見通しだということで、会談では、朝鮮半島情勢をめぐって意見を交わすものと見られます。
ロシアと北朝鮮の関係をめぐっては、チェ局長が今月18日、ピョンヤンに駐在するロシア大使と朝鮮半島情勢について意見を交わしていたほか、国営メディアが、今月22日と23日にロシア大使と大使館員が、北朝鮮で革命の聖地とされるペクトゥ(白頭)山を訪れたと伝えるなど、両国の接近をうかがわせていました。
ロシア政府は北朝鮮の核・ミサイル開発を非難する一方で、対話による問題の解決を重視する姿勢を取っていることから、北朝鮮としてはロシアへの接近を図ることで、圧力を強めるアメリカ・トランプ政権をけん制する狙いがあると見られます。
ソース:NHK ニュース