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世界最古の生命痕跡を発見 39億年前の岩石から
2017-09-27 20:52:22

東京大学の小宮剛准教授などの研究グループは、カナダ北東部のラブラドル半島にあったおよそ39億5000万年前の岩石を採取し詳しく調べました。
その結果、自然界に存在する3種類の重さの炭素のうち、生物の体内に多い、最も軽い炭素の割合が高い塊が見つかり、研究グループでは、生物の死骸の痕跡だとしています。
これまでに確認された世界最古の生命の痕跡は、グリーンランドでみつかった38億年前のものですが、今回の発見は、それよりも1億年以上古いものだということです。


その結果、自然界に存在する3種類の重さの炭素のうち、生物の体内に多い、最も軽い炭素の割合が高い塊が見つかり、研究グループでは、生物の死骸の痕跡だとしています。
これまでに確認された世界最古の生命の痕跡は、グリーンランドでみつかった38億年前のものですが、今回の発見は、それよりも1億年以上古いものだということです。

東京大学の小宮剛准教授などの研究グループは、カナダ北東部のラブラドル半島にあったおよそ39億5000万年前の岩石を採取し詳しく調べました。
その結果、自然界に存在する3種類の重さの炭素のうち、生物の体内に多い、最も軽い炭素の割合が高い塊が見つかり、研究グループでは、生物の死骸の痕跡だとしています。
これまでに確認された世界最古の生命の痕跡は、グリーンランドでみつかった38億年前のものですが、今回の発見は、それよりも1億年以上古いものだということです。
その結果、自然界に存在する3種類の重さの炭素のうち、生物の体内に多い、最も軽い炭素の割合が高い塊が見つかり、研究グループでは、生物の死骸の痕跡だとしています。
これまでに確認された世界最古の生命の痕跡は、グリーンランドでみつかった38億年前のものですが、今回の発見は、それよりも1億年以上古いものだということです。

地球は今からおよそ45億年あまり前に誕生したと考えられていますが、生命がいつどのように誕生したのかはまだよくわかっていません。研究グループでは、地球にあらわれた初期の生命がどのような姿をしていたかを知る貴重な資料だとして、今後、生命の種類について特定を進めることにしています。
東京大学の小宮准教授は「痕跡の大きさは数十マイクロメートルで、細胞内に核をもたない原始的な生物だとみられる。泥が積もってできた岩石から出てきたので、海に生息していたのではないかと考えられるが、初期の生命がどのような姿をしていたのか解明したい」と話しています。
東京大学の小宮准教授は「痕跡の大きさは数十マイクロメートルで、細胞内に核をもたない原始的な生物だとみられる。泥が積もってできた岩石から出てきたので、海に生息していたのではないかと考えられるが、初期の生命がどのような姿をしていたのか解明したい」と話しています。
ソース:NHK ニュース