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水位計の誤計測でトラブル相次ぐ 島根県が水位計を更新へ
2017-09-27 19:00:55

島根県が、河川を監視するために設置している水位計で、水の高さを誤って計測するトラブルが相次ぎ、誤ったデータを基に注意を促す情報が住民に伝えられていたことがわかりました。島根県は、トラブルの原因に設備の老朽化があるとして、来年度から10数億円かけて、すべての水位計を更新する方針を固めました。

島根県は、河川の氾濫などに備えて、県が管理する61の河川の96か所に水位計を設置し、水位を監視しています。ところが今年度に入ってから先月までの5か月間に、4か所の水位計で水の高さを誤って計測するトラブルが相次ぎ、このうち2か所では、誤ったデータを基に「氾濫注意水位に達した」という情報が、防災メールを通じて登録した住民に伝えられていたことがわかりました。
同様のトラブルは、去年も起きているということで、島根県は、水位計の多くが、設置から20年ほど経過していることから、トラブルの原因に設備の老朽化があるとして、管理するすべての水位計を更新する方針を固めました。来年度からの3年間で、10数億円かけて順次整備するということです。島根県河川課は、「老朽化によるトラブルを未然に防ぎ、いざというときに正しい情報を伝えられるよう整備を進めたい」としています。
同様のトラブルは、去年も起きているということで、島根県は、水位計の多くが、設置から20年ほど経過していることから、トラブルの原因に設備の老朽化があるとして、管理するすべての水位計を更新する方針を固めました。来年度からの3年間で、10数億円かけて順次整備するということです。島根県河川課は、「老朽化によるトラブルを未然に防ぎ、いざというときに正しい情報を伝えられるよう整備を進めたい」としています。

ソース:NHK ニュース