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連合 特定政党の支援見送り 個別に支援へ
2017-10-04 02:19:48

衆議院選挙が今月10日に公示されるのを前に、連合の定期大会が開かれ、神津会長は「民進党と希望の党が事実上合流するなど化学反応が生じているが、一強政治に終止符を打つことは共通している」などと述べたうえで、今回の衆議院選挙では特定の政党の支援は見送り、政策が一致する候補者を個別に支援する方針に理解を求めました。
この中で神津会長は「今回の選挙は、政権与党の数の力を背景にした強権的な国会運営からの転換を図る千載一遇のチャンスだ。与野党の勢力がきっ抗し、政策で切磋琢磨(せっさたくま)する政治体制を確立しなければならない」と述べました。
そのうえで神津会長は「民進党と希望の党が事実上合流するなど巨大な化学反応が生じているが、一強政治に終止符を打つことは共通している。連合の政策や理念を共有する候補者の勝利に向けて全力を挙げることを確認し合いたい」と述べました。
また神津会長は「政治構造が大きく変わる状況に直面していることを踏まえ、政策を実現するための支持政党との関係の在り方などについて、選挙のあと、速やかに議論していく」と述べました。
連合は支持政党の民進党が分裂したことを受けて、今回の衆議院選挙では特定の政党の支援は見送り、公認を受けた政党を問わず、連合の掲げる政策と考え方が一致する候補者を個別に支援することにしていて、5日の臨時の中央執行委員会でこうした方針を正式に決定することにしています。
神津会長は記者団に対し、衆議院選挙後の対応について「連合の政策を実現する人がどれだけ勝ち残れるのかや、政治体制全体の構図がどうなっていくのかをじっくり見極めたうえで、考え方を決めていきたい」と述べました。
そのうえで神津会長は「民進党と希望の党が事実上合流するなど巨大な化学反応が生じているが、一強政治に終止符を打つことは共通している。連合の政策や理念を共有する候補者の勝利に向けて全力を挙げることを確認し合いたい」と述べました。
また神津会長は「政治構造が大きく変わる状況に直面していることを踏まえ、政策を実現するための支持政党との関係の在り方などについて、選挙のあと、速やかに議論していく」と述べました。
連合は支持政党の民進党が分裂したことを受けて、今回の衆議院選挙では特定の政党の支援は見送り、公認を受けた政党を問わず、連合の掲げる政策と考え方が一致する候補者を個別に支援することにしていて、5日の臨時の中央執行委員会でこうした方針を正式に決定することにしています。
神津会長は記者団に対し、衆議院選挙後の対応について「連合の政策を実現する人がどれだけ勝ち残れるのかや、政治体制全体の構図がどうなっていくのかをじっくり見極めたうえで、考え方を決めていきたい」と述べました。
官房長官「国民の関心は具体的な政策」
菅官房長官は記者会見で、「民間団体の動きなので政府としてコメントすべきではないと思うが、選挙において国民が最も関心を寄せるのは、具体的な政策を現実的にどのようにして実行に移していくのかだ。自民党や公明党は、これまでの成果と合わせて具体的な政策を国民に訴えていく」と述べました。
また菅官房長官は、希望の党が衆議院選挙の第1次公認候補を発表したことについて、「一夜にして、野党第一党が従来主張していた平和安全法制の廃止や消費税の引き上げがすべてなくなった。こうしたことを訴えてきた多くの民進党のかたが公認候補として発表されており、国民はそれぞれの候補者がどう説明するか、注視していくだろう」と述べました。
また菅官房長官は、希望の党が衆議院選挙の第1次公認候補を発表したことについて、「一夜にして、野党第一党が従来主張していた平和安全法制の廃止や消費税の引き上げがすべてなくなった。こうしたことを訴えてきた多くの民進党のかたが公認候補として発表されており、国民はそれぞれの候補者がどう説明するか、注視していくだろう」と述べました。
ソース:NHK ニュース