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衆院選あす公示 1000人余が立候補予定
2017-10-08 19:53:43
衆議院選挙は10日公示されます。今回は自民・公明両党の与党、希望の党と日本維新の会、そして立憲民主党や共産党、社民党の3つの勢力を中心に争われる構図で、小選挙区と比例代表合わせて465の定員に対し、8日の段階で1000人余りが立候補を予定しています。
衆議院選挙は10日公示され、今月22日に投票が行われます。
今回の選挙は定数が前回よりも10減って、小選挙区と比例代表の合わせて465議席をめぐって、自民・公明両党の与党、希望の党と日本維新の会、そして立憲民主党や共産党、社民党の3つの勢力を中心に争われる構図です。
各党の党首は8日開かれた討論会でそれぞれ主張を展開しました。
自民党総裁の安倍総理大臣は「私たちは安定した政治のもと、この国を守り抜いていく。北朝鮮の脅威に対して外交力を発揮し、国民の平和で幸せな暮らしを守り抜いていく。日本の未来、そして子どもたちの未来を切り開いていくために少子化に対して全力を尽くしていく。この選挙は日本の未来を決める選挙だ」と述べました。
公明党の山口代表は「結党以来、教科書の無償配布など子育て支援に取り組んでおり、公約では『教育負担の軽減』を掲げた。幼児教育の無償化、私立高校の授業料の実質無償化、さらには大学生活を支援する返済のいらない給付型奨学金の拡充などに取り組んでいく」と述べました。
希望の党の小池代表は「『国民ファーストの政治』で日本に希望をもたらしたい。100歳まで生きられるようになっている中で、高齢者の方々が病院ではなく学ぶために大学に行けるような新しいパラダイムに変えていきたい。シルバーパスより学割を使ったほうが高齢者のプライドが保てる」と述べました。
共産党の志位委員長は「安全保障法制などで憲法をないがしろにし、『沖縄新基地』や原発再稼働で民意を踏みつけ、『森友・加計疑惑』で異常な『国政私物化疑惑』にまみれた政権はない。『安倍暴走政治』に退場の審判を下し、新しい政治を作る選挙にしたい」と述べました。
日本維新の会の松井代表は「『身を切る改革』での教育無償化を訴える。すでに大阪ではスタートしているところで、まさに改革による財源で私学を含めて高校まで実質無償化を実現している。ぜひこれを全国でやりたい」と述べました。
立憲民主党の枝野代表は「誰かがどこかで決めて国民が従わなければならないというのは民主主義ではない。社会が分断され格差が拡大するのはまっとうな社会ではなく、まっとうな政治と社会を取り戻す」と述べました。
社民党の吉田党首は「安倍政権の是非や憲法が問われる大事な選挙だ。『国民生活最優先』、『憲法を活かす政治』を掲げて社会的に弱い立場の人たちのための政策を掲げて戦う」と述べました。
日本のこころの中野代表は「自主憲法の制定、『消費税マイレージ制度』の導入、被災者の自立の徹底支援などを訴え、次の世代に熱いメッセージを残す戦いにしたい」と述べました。
一方、岡田元民進党代表は8日、みずからも含め無所属で立候補する民進党出身の前議員およそ20人が選挙で協力しあうネットワークをつくったことを明らかにし「選挙後には分散した野党を1つにする接着剤の役割を果たしたい」と述べました。
NHKのまとめによりますと、小選挙区と比例代表合わせて465の定員に対し8日の段階で1000人余りが立候補を予定していて、各党は10日、候補者擁立に向けた最終調整を行うことにしています。
今回の選挙は定数が前回よりも10減って、小選挙区と比例代表の合わせて465議席をめぐって、自民・公明両党の与党、希望の党と日本維新の会、そして立憲民主党や共産党、社民党の3つの勢力を中心に争われる構図です。
各党の党首は8日開かれた討論会でそれぞれ主張を展開しました。
自民党総裁の安倍総理大臣は「私たちは安定した政治のもと、この国を守り抜いていく。北朝鮮の脅威に対して外交力を発揮し、国民の平和で幸せな暮らしを守り抜いていく。日本の未来、そして子どもたちの未来を切り開いていくために少子化に対して全力を尽くしていく。この選挙は日本の未来を決める選挙だ」と述べました。
公明党の山口代表は「結党以来、教科書の無償配布など子育て支援に取り組んでおり、公約では『教育負担の軽減』を掲げた。幼児教育の無償化、私立高校の授業料の実質無償化、さらには大学生活を支援する返済のいらない給付型奨学金の拡充などに取り組んでいく」と述べました。
希望の党の小池代表は「『国民ファーストの政治』で日本に希望をもたらしたい。100歳まで生きられるようになっている中で、高齢者の方々が病院ではなく学ぶために大学に行けるような新しいパラダイムに変えていきたい。シルバーパスより学割を使ったほうが高齢者のプライドが保てる」と述べました。
共産党の志位委員長は「安全保障法制などで憲法をないがしろにし、『沖縄新基地』や原発再稼働で民意を踏みつけ、『森友・加計疑惑』で異常な『国政私物化疑惑』にまみれた政権はない。『安倍暴走政治』に退場の審判を下し、新しい政治を作る選挙にしたい」と述べました。
日本維新の会の松井代表は「『身を切る改革』での教育無償化を訴える。すでに大阪ではスタートしているところで、まさに改革による財源で私学を含めて高校まで実質無償化を実現している。ぜひこれを全国でやりたい」と述べました。
立憲民主党の枝野代表は「誰かがどこかで決めて国民が従わなければならないというのは民主主義ではない。社会が分断され格差が拡大するのはまっとうな社会ではなく、まっとうな政治と社会を取り戻す」と述べました。
社民党の吉田党首は「安倍政権の是非や憲法が問われる大事な選挙だ。『国民生活最優先』、『憲法を活かす政治』を掲げて社会的に弱い立場の人たちのための政策を掲げて戦う」と述べました。
日本のこころの中野代表は「自主憲法の制定、『消費税マイレージ制度』の導入、被災者の自立の徹底支援などを訴え、次の世代に熱いメッセージを残す戦いにしたい」と述べました。
一方、岡田元民進党代表は8日、みずからも含め無所属で立候補する民進党出身の前議員およそ20人が選挙で協力しあうネットワークをつくったことを明らかにし「選挙後には分散した野党を1つにする接着剤の役割を果たしたい」と述べました。
NHKのまとめによりますと、小選挙区と比例代表合わせて465の定員に対し8日の段階で1000人余りが立候補を予定していて、各党は10日、候補者擁立に向けた最終調整を行うことにしています。
ソース:NHK ニュース