宮城県みやぎけん名取市なとりしの閖上地区ゆりあげちくでお祭まつり　町まちが元気げんきになるように祈いのる

宮城県みやぎけん名取市なとりしの閖上地区ゆりあげちくは、２０１１年ねん３月がつの東日本大震災ひがしにほんだいしんさいの津波つなみで大おおきな被害ひがいがありました。１５日にち、まちが元気げんきになるように祈いのるお祭まつりがあって、１６０人にんが集あつまりました。

お祭まつりは毎年まいとし秋あきに閖上湊神社ゆりあげみなとじんじゃで行おこないますが、神社じんじゃは津波つなみで流ながされたため、代かわりにつくった建物たてもので式しきを行おこないました。そのあと、５つのみこしが出発しゅっぱつしました。

閖上地区ゆりあげちくでは、津波つなみで家いえをなくした人ひとたちが住すむアパートなどが今年ことしできました。アパートの周まわりをみこしを肩かたにのせた人ひとたちが通とおると、住すんでいる人ひとたちが、手てをたたいたり声こえを出だしたりしていました。

閖上地区ゆりあげちくには、東日本大震災ひがしにほんだいしんさいの前まえは７０００人にんぐらいが住すんでいましたが、今いまは２４００人にんぐらいになっています。

神社じんじゃの伊東明いとうあきらさんは「ほかの所ところに引ひっ越こした人ひとたちがお祭まつりのときに来きて、やっぱり閖上ゆりあげに戻もどろうかなと思おもってほしいです」と話はなしていました。

ソース：NHK ニュース