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新燃岳 警戒範囲拡大 おおむね3キロで噴石など警戒を
2017-10-16 03:15:00

霧島連山の新燃岳では、火山ガスの放出量が急増し、6年前の平成23年の噴火以来の量となったほか、地下のマグマや火山ガスなどの動きを示すと考えられる火山性微動の振幅も大きくなり、気象台は15日に噴火活動がさらに活発になる可能性があるとして、警戒が必要な範囲を、これまでの火口からおおむね2キロから、おおむね3キロに広げました。
16日の午前中は雲がかかり、噴火の状況が確認しづらくなっていますが、気象台によりますと、噴煙は朝の段階で火口からおよそ600メートルの高さまで上がっているのを確認したということです。
気象台は噴火警戒レベル3の火口周辺警報を継続し、火口からおおむね3キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
また、風下側を中心に火山灰や小さな噴石、火山ガスに注意するとともに、爆発的な噴火が起きた場合は、空気の振動で窓ガラスが割れるおそれもあるとして、注意を呼びかけています。
16日の午前中は雲がかかり、噴火の状況が確認しづらくなっていますが、気象台によりますと、噴煙は朝の段階で火口からおよそ600メートルの高さまで上がっているのを確認したということです。
気象台は噴火警戒レベル3の火口周辺警報を継続し、火口からおおむね3キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
また、風下側を中心に火山灰や小さな噴石、火山ガスに注意するとともに、爆発的な噴火が起きた場合は、空気の振動で窓ガラスが割れるおそれもあるとして、注意を呼びかけています。
鹿児島 霧島市 火山ガス濃度測定機器設置へ
新燃岳の火山活動を受けて、鹿児島県霧島市は、火口からおよそ5キロ離れた場所に火山ガスの濃度を測る機器を新たに設置することにしました。
16日午前中、霧島市の担当者らが機器の設置を検討している2か所を訪れて調査を行いました。このうち、火口からおよそ4.8キロ離れたペンションが建ち並ぶ地域では、周辺の状況を写真で撮影したほか、機器に必要な電力を確保できるかどうかなどを確認しました。
霧島市によりますと、こうした火山ガスの濃度の測定は、6年前の噴火の際にも行われました。今後、測定が始まると1時間ごとに機器からインターネット回線でデータが送られるということです。
霧島市環境衛生課の山本秀一さんは「市民の住居や人の動きがあるエリアを優先し、測定場所の検討を進めています。連続して測定を行うことで、市民の健康や生活を守りたい」と話していました。
16日午前中、霧島市の担当者らが機器の設置を検討している2か所を訪れて調査を行いました。このうち、火口からおよそ4.8キロ離れたペンションが建ち並ぶ地域では、周辺の状況を写真で撮影したほか、機器に必要な電力を確保できるかどうかなどを確認しました。
霧島市によりますと、こうした火山ガスの濃度の測定は、6年前の噴火の際にも行われました。今後、測定が始まると1時間ごとに機器からインターネット回線でデータが送られるということです。
霧島市環境衛生課の山本秀一さんは「市民の住居や人の動きがあるエリアを優先し、測定場所の検討を進めています。連続して測定を行うことで、市民の健康や生活を守りたい」と話していました。
ソース:NHK ニュース