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ノーベル賞授賞式 被爆者のサーロー節子さん演説へ
2017-10-26 19:13:38

ことしのノーベル平和賞の授賞式に、広島の被爆者で、核兵器の開発や保有などを禁止する核兵器禁止条約の採択に貢献したサーロー節子さんが、受賞者に選ばれた「ICAN」=「核兵器廃絶国際キャンペーン」のメンバーとともに出席し演説を行うことになりました。被爆者がノーベル平和賞の授賞式で演説するのは初めてです。
ことしのノーベル平和賞の授賞式は、12月10日に、ノルウェーの首都、オスロの市庁舎で行われます。
この授賞式に、受賞者に選ばれたICANのフィン事務局長とともに、ICANと活動してきたカナダ在住の広島の被爆者、サーロー節子さんが出席してメダルと賞状を受け取り、演説することになりました。
サーローさんは、核兵器禁止条約の交渉の中で各国の政府代表を前に被爆体験を語り、壊滅的な被害をもたらす核兵器は違法だと強く訴え、条約の採択に大きく貢献したと評価されています。
これまで被爆者がノーベル平和賞の授賞式に出席したことはありますが、ICANによりますと演説を行うのは初めてだということです。
また、日本からも2人の被爆者が出席するということで、現在、日本被団協で人選を進めているということです。
サーローさんは、授賞式で被爆体験や平和への思いを語り、日本を含めたすべての国が核兵器禁止条約に参加するよう求め、核廃絶を訴えることにしています。
この授賞式に、受賞者に選ばれたICANのフィン事務局長とともに、ICANと活動してきたカナダ在住の広島の被爆者、サーロー節子さんが出席してメダルと賞状を受け取り、演説することになりました。
サーローさんは、核兵器禁止条約の交渉の中で各国の政府代表を前に被爆体験を語り、壊滅的な被害をもたらす核兵器は違法だと強く訴え、条約の採択に大きく貢献したと評価されています。
これまで被爆者がノーベル平和賞の授賞式に出席したことはありますが、ICANによりますと演説を行うのは初めてだということです。
また、日本からも2人の被爆者が出席するということで、現在、日本被団協で人選を進めているということです。
サーローさんは、授賞式で被爆体験や平和への思いを語り、日本を含めたすべての国が核兵器禁止条約に参加するよう求め、核廃絶を訴えることにしています。
ソース:NHK ニュース