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スキージャンプNHK杯 女子は伊藤 男子は葛西が優勝
2017-11-05 07:58:13

スキージャンプのNHK杯は札幌市の大倉山ジャンプ競技場で行われ、国内のトップジャンパー男女合わせて96人の選手が競技に臨みました。
女子ラージヒルでは伊藤選手が1回目に123メートルを飛んでトップに立ち、2回目は最長不倒となる133メートルをマークし、ポイントの合計を256.8として初優勝しました。
大会3連覇を目指した高梨沙羅選手は1回目に117メートル50で2位につけ、2回目は122メートルに飛距離を伸ばしましたが、ポイントの合計は222.6で2位でした。
全日本選手権を兼ねて行われた男子ラージヒルは45歳のベテラン葛西選手が1回目に130メートル50をマークして2位につけ、2回目は最長不倒の134メートルの大ジャンプを飛んでポイントの合計を276.1とし、逆転で優勝しました。
2位は小林潤志郎選手で、1回目に132メートル50を飛んでトップに立ちましたが、2回目は125メートルと伸ばせず、ポイントの合計は261で逆転を許しました。
選手たちはこのあとワールドカップに向けて調整を進め、男子は今月18日にポーランドで、女子は来月1日にノルウェーでそれぞれ開幕を迎えます。
女子ラージヒルでは伊藤選手が1回目に123メートルを飛んでトップに立ち、2回目は最長不倒となる133メートルをマークし、ポイントの合計を256.8として初優勝しました。
大会3連覇を目指した高梨沙羅選手は1回目に117メートル50で2位につけ、2回目は122メートルに飛距離を伸ばしましたが、ポイントの合計は222.6で2位でした。
全日本選手権を兼ねて行われた男子ラージヒルは45歳のベテラン葛西選手が1回目に130メートル50をマークして2位につけ、2回目は最長不倒の134メートルの大ジャンプを飛んでポイントの合計を276.1とし、逆転で優勝しました。
2位は小林潤志郎選手で、1回目に132メートル50を飛んでトップに立ちましたが、2回目は125メートルと伸ばせず、ポイントの合計は261で逆転を許しました。
選手たちはこのあとワールドカップに向けて調整を進め、男子は今月18日にポーランドで、女子は来月1日にノルウェーでそれぞれ開幕を迎えます。
伊藤「すごく気持ちよかった」
優勝した伊藤有希選手は「2回ともK点を超えて、試技から徐々にジャンプの内容もよくなったのですごく気持ちよかった」と振り返りました。そのうえで、「きのうの試合で着地が決まらず、チームの監督を務める葛西紀明選手から『決めろ』と指導を受けていた。ふだんあまり指導を口で言わない監督から言われたので、これは一大事だと思ってきょうは特に着地を意識していた」と笑顔で話していました。
高梨「3連戦やりきりいい経験」
2位の高梨沙羅選手は「1回目は踏み切りで踏み外すくらいタイミングが遅れてしまい、2回目も完全には修正できなかった。それでも3連戦をやりきる機会はそうないので、いい経験ができた」と振り返りました。そのうえで、「今の女子ジャンプのレベルはすごく高いので、飛距離はもちろん、最後は飛型点の勝負になってくると思う。今シーズンは勝負の年なので細かい所まで気をつけて練習していきたい」と気を引き締めていました。
葛西「ピョンチャンまでつなげたい」
優勝した葛西紀明選手は「きのうまでよくなかったアプローチのポジショニングを修正できたことがよかった。若手が好調な中で、まだまだ負けないぞという気持ちでいたので日本一になれてうれしい。この勝利をピョンチャンオリンピックまでつなげていきたい」と振り返りました。
自身が監督を務める実業団チームに所属する伊藤有希選手が女子で優勝したことについて「きのうまで伊藤選手の着地がよくなかったので、『きょうは決めろ』と試合前に気合いを入れると『わかりました』としっかり返事があったのできょうは優勝するだろうと確信していた」と笑顔で話していました。
自身が監督を務める実業団チームに所属する伊藤有希選手が女子で優勝したことについて「きのうまで伊藤選手の着地がよくなかったので、『きょうは決めろ』と試合前に気合いを入れると『わかりました』としっかり返事があったのできょうは優勝するだろうと確信していた」と笑顔で話していました。
小林「3連戦すべて表彰台に上がれ自信に」
2位に入った小林潤志郎選手は「アプローチの滑りと踏み切りの部分でこれまで練習してきたものを出すことができず、飛距離が伸びなかった」と振り返りました。
そのうえで「この3連戦すべてで表彰台に上がれたことは自信になった。結果の出ている時こそけがをしないように気をつけながら、来週から始まるワールドカップでは目標をしっかり持って戦いたい」と2月のピョンチャンオリンピックに向け改めて気を引き締めていました。
そのうえで「この3連戦すべてで表彰台に上がれたことは自信になった。結果の出ている時こそけがをしないように気をつけながら、来週から始まるワールドカップでは目標をしっかり持って戦いたい」と2月のピョンチャンオリンピックに向け改めて気を引き締めていました。
ソース:NHK ニュース