しんきろうで“四角しかくい太陽たいよう”出現しゅつげん 北海道ほっかいどう 別海べっかい町まち

北海道ほっかいどう東部とうぶの別海べっかい町まちでは、空気くうきの気温きおん差さによってできるしんきろうによって、太陽たいようが四角形しかっけいのように変形へんけいして見みえる現象げんしょうが確認かくにんされました。

北海道ほっかいどう別海べっかい町まちの尾岱沼おだいとう漁港ぎょこうでは、７なな日にち午前ごぜん６ろく時じごろから太陽たいようが昇のぼり始はじめると、次第しだいに太陽たいようの下しも半分はんぶんが垂直すいちょくに海うみにのびて変形へんけいして見みえる現象げんしょうが確認かくにんさました。

太陽たいようは四よん角形かくがたのような形かたちをしたあと、次第しだいに下したの部分ぶぶんが細ほそくなって電球でんきゅうのような形かたちに姿すがたを変かえるなどおよそ４よん分間ふんかんにわたり変形へんけいする様子ようすが確認かくにんされました。

釧路くしろ地方ちほう気象台きしょうだいによりますと、この現象げんしょうはしんきろうで、上空じょうくうの空気くうきと海面かいめん近ちかくの空気くうきとの気温きおん差さによって、海面かいめん近ちかくに暖あたたかい空気くうきの塊かたまりができそれがレンズのような働はたらきをして光ひかりが屈折くっせつして見みえるということです。

別海べっかい町まちによりますと、冷え込ひえこみが厳きびしくなる秋あきから冬ふゆにかけてたびたび見みられるということで、７なな日にち午前ごぜん６ろく時じの別海べっかい町まちの気温きおんは１いち度ど４よん分ふんでした。

ソース：NHK ニュース