NTTの次世代通信基盤じせだいつうしんきばんIOWN　海外かいがいで初はじめて開通かいつう

　NTTは光技術ひかりぎじゅつを使つかった次世代じせだいの高速大容量こうそくだいようりょうの通信基盤つうしんきばんである「IOWN」のネットワーク回線かいせんを世界せかいで初はじめて国くにをまたいで開通かいつうさせたと発表はっぴょうしました。

　IOWNは次世代じせだいの通信技術つうしんぎじゅつとして世界的せかいてきにも注目ちゅうもくされていて、通信つうしんによる遅おくれが通常つうじょうの回線かいせんの200分ぶんの1とほとんど感かんじられないのが特徴とくちょうです。

　NTTは29日にちから台湾たいわんの通信企業つうしんきぎょう「中華電信ちゅうかでんしん」と連携れんけいしてIOWNのネットワーク回線かいせんを開通かいつうさせました。

　これにより、半導体関連企業はんどうたいかんれんきぎょうなどをはじめとした日本にっぽんと台湾たいわんに拠点きょてんがある企業間きぎょうかんでのデータのやり取とりがほぼリアルタイムでできるということです。

　また、地震じしんなど有事ゆうじの際さいにデータのバックアップなどが滞とどこおりなく行おこなえるようになるとしています。

　NTTは今後こんご、台湾たいわんだけでなく他ほかの国くにや地域ちいきにも開通かいつうさせることを目指めざしています。

ソース：NHK ニュース