マイナンバー総点検中間報告そうてんけんちゅうかんほうこくの中身なかみが判明はんめい　障害者手帳しょうがいしゃてちょうの紐ひもづけ作業さぎょう　2割わりが不適切ふてきせつ

　政府せいふのマイナンバーに関かんする総点検そうてんけんの中間報告ちゅうかんほうこくで、障害者手帳しょうがいしゃてちょうのひも付つけ作業さぎょうがおよそ2割わりの自治体じちたいで不適切ふてきせつだったと確認かくにんされたことが分わかりました。

　関係者かんけいしゃによりますと、これまでの調査ちょうさで、住所じゅうしょで個人こじんを特定とくていせずに障害者手帳しょうがいしゃてちょうとマイナンバーをひも付つけるなどしていた自治体じちたいが2割わりに上のぼりました。

　これにより、障害者手帳しょうがいしゃてちょうについては、この秋あきをめどにすべての自治体じちたいでデータの総点検そうてんけんをします。

　また、別人べつじんの医療情報いりょうじょうほうがひも付つけられていたケースが新あらたに1069件見けんみつかったほか、公務員こうむいんの共済年金きょうさいねんきんでも118件けんのひも付つけミスが確認かくにんされました。

　政府せいふは午後ごご、会議かいぎを開ひらきこれらの点検結果てんけんけっかや再発防止策さいはつぼうしさくについて協議きょうぎするほか、マイナ保険証ほけんしょうを利用りようすることで受うけられるメリットを丁寧ていねいに伝つたえるなど、国民こくみんの信頼回復しんらいかいふくに向むけた対応たいおうも進すすめる方針ほうしんです。

ソース：NHK ニュース