「就職しゅうしょくの選択肢せんたくしに」地銀ちぎんがオンラインで就職しゅうしょくセミナー開催かいさい

新型しんがたコロナウイルスで厳きびしい状況じょうきょうが続つづく地方ちほうの企業きぎょうの支援しえんなど、地方ちほう銀行ぎんこうが果はたす役割やくわりを知しってもらうための就職しゅうしょくセミナーが4日にち、オンラインで開ひらかれました。

セミナーは、全国ぜんこく37の地方ちほう銀行ぎんこうが加盟かめいする「第だい二に地方ちほう銀行ぎんこう協会きょうかい」と金融きんゆう庁ちょうが開ひらき、およそ90人にんの大学生だいがくせいがオンラインで参加さんかしました。

はじめに第だい二に地方ちほう銀行ぎんこう協会きょうかいの西川にしかわ義教よしのり会長かいちょうが「規制きせいの緩和かんわで地方ちほうの銀行ぎんこうも、地域ちいき商社しょうしゃや金融きんゆうとITを融合ゆうごうしたフィンテック関連かんれんの事業じぎょうなど、いままでできなかったことが一気いっきにできるようになり、銀行ぎんこう員いんの活躍かつやくできるステージが一気いっきに増ふえる」とあいさつしました。

続つづいて、金融きんゆう庁ちょうの担当たんとう者しゃが新型しんがたコロナの影響えいきょうを受うける中小ちゅうしょう企業きぎょうの再生さいせいにつなげるため、地方ちほう銀行ぎんこうが地域ちいき支援しえんを目的もくてきにした新あらたなビジネスを始はじめやすくなるよう、規制きせいを緩和かんわしたと説明せつめいしました。

大学生だいがくせいとのグループディスカッションでは、若手わかての行員こういんが、地方ちほうは都会とかいと比くらべて課題かだいも多おおく、若わかい時ときから自分じぶんの力ちからで地域ちいきの課題かだいを解決かいけつできるチャンスがあり、やりがいを感かんじる、などとアピールしていました。

今回こんかいのセミナーのねらいいについて金融きんゆう庁ちょう銀行ぎんこう第だい二に課かの新発田しばた龍りゅう史し課長かちょうは「地銀ちぎんが地域ちいきのためにできる業務ぎょうむが増ふえているということを、われわれも情報じょうほう発信はっしんすることで、学生がくせいの方ほうに地銀ちぎんを就職しゅうしょくの選択肢せんたくしの1つとして考かんがえていただきたい」と話はなしていました。

ソース：NHK ニュース