大阪おおさか・関西万博かんさいばんぱく　ブラジルパビリオン　コンセプトデザインを発表はっぴょう

　来年らいねん4月がつに開幕かいまくする大阪おおさか・関西万博かんさいばんぱくでプレハブ型かたのパビリオン「タイプX」での展示てんじを決きめたブラジルがコンセプトデザインを発表はっぴょうしました。

　ブラジルパビリオンのテーマは「多様性たようせいの尊重そんちょう」で、「人ひと、動物どうぶつ、森もりの融和的ゆうわてきな共生きょうせい」を表現ひょうげんする展示てんじがコンセプトデザインとして公開こうかいされました。

　タイプXへ変更へんこうしたことで敷地面積しきちめんせきは当初とうしょ、予定よていしていた3000平方へいほうメートルから1000平方へいほうメートルへ縮小しゅくしょうした一方いっぽうで、デザインの責任者せきにんしゃであるビア・レッサ氏しは「困難こんなんは喜よろこびだ」と語かたり、「広ひろいスペースを使つかえないからこそ、より洗練せんれんされたものになった」と自信じしんを見みせました。

　ブラジルは参加国さんかこくが独自どくじにパビリオンをデザインする「タイプA」から、万博協会ばんぱくきょうかいがパビリオンの基本構造きほんこうぞうを建設けんせつして内装ないそうなどを自国じこくで行おこなうタイプXへの変更へんこうを明あきらかにしていました。

　建設方式けんせつほうしきをタイプXへ変更へんこうした主おもな理由りゆうとして、タイプAでは建設けんせつが万博開幕ばんぱくかいまくに間まに合あわない可能性かのうせいがあり、日本政府にっぽんせいふから「『タイプX』へ変更へんこうすれば間まに合あう」と提案ていあんがあったからと説明せつめいしています。

ソース：NHK ニュース