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トランプ氏 連邦議会近くで会合 乱入事件後初 党内結束確認
2024-06-14 00:45:24

アメリカのトランプ前大統領は3年前の支持者らによる連邦議会への乱入事件以降、初めて首都ワシントンの議会近くを訪れ、秋の大統領選挙に向けて上下両院の共和党議員と結束を確認しました。
大統領選挙に向けて野党・共和党の候補者への指名が固まっているトランプ前大統領は13日、首都ワシントンの連邦議会議事堂近くで、上下両院のそれぞれの議員団との会合に出席しました。
出席した議員によると会合では、大統領選挙と、同じ11月5日に実施される上下両院の議会選挙の勝利に向けて結束を確認したということです。
会合後、トランプ氏は記者団に対し「上院と下院の議員たちに感謝したい。素晴らしい会合で、私たちには強い団結力がある」と強調しました。
アメリカメディアによりますとトランプ氏が議会周辺を訪れるのは、3年前の1月6日に大統領選挙の結果に不満を持つトランプ氏の支持者らが議会に乱入した事件以降、これが初めてだということです。
今回の会合には事件が起きた際にトランプ氏の責任を指摘し、批判した党幹部を含めて多くの議員が出席し、トランプ氏が党内の掌握を強めていることを示しました。
一方、バイデン大統領は、トランプ氏の議会周辺への訪問に合わせてSNSに、「1月6日、トランプはこの国に火をつけた。トランプはすべてを焼き尽くす用意がある」と批判する動画を投稿しました。
ソース:NHK ニュース