映画えいが「窓まどぎわのトットちゃん」　フランスのアヌシー国際こくさいアニメ映画祭えいがさいで特別賞とくべつしょう

　黒柳徹子くろやなぎてつこさんの自伝的小説じでんてきしょうせつを映画化えいがかした「窓まどぎわのトットちゃん」が世界最大規模せかいさいだいきぼのアニメーション映画祭えいがさいで特別賞とくべつしょうを受賞じゅしょうしました。

　フランスで開ひらかれた「アヌシー国際こくさいアニメーション映画祭えいがさい」で15日にち、八鍬新之介監督やくわしんのかいかんとくの「窓まどぎわのトットちゃん」が特別賞とくべつしょうにあたる「ポール・グリモー賞しょう」を受賞じゅしょうしました。

　「窓まどぎわのトットちゃん」は黒柳徹子くろやなぎてつこさんの幼少期ようしょうきを自伝的じでんてきにつづった1981年出版ねんしゅっぱんの世界的せかいてきベストセラー小説しょうせつが原作げんさくです。

　終戦前しゅうせんまえ、落おち着つきがないことを理由りゆうに小学校しょうがっこうを退学たいがくになったトットちゃんが転校先てんこうさきの「トモエ学園がくえん」で出会であった校長先生こうちょうせんせいや友達ともだちとの交流こうりゅうを通とおして成長せいちょうし、個性こせいの大切たいせつさなどが描えがかれています。

　原作げんさくは中国ちゅうごくなどでも翻訳ほんやくされ、世界的せかいてきな評価ひょうかを集あつめていました。

ソース：NHK ニュース