ブリトニー・スピアーズさん、成年後見せいねんこうけんの解除訴かいじょうったえ　「人生じんせいを取とり戻もどしたい」

米歌手べいかしゅのブリトニー・スピアーズさんは２３日にち、裁判所さいばんしょでの審問しんもんに出席しゅっせきし、裁判所命令さいばんしょめいれいで１３年近ねんちかく続つづく自身じしんへの成年後見せいねんこうけんについて沈黙ちんもくを破やぶりました。「自分じぶんの人生じんせいを取とり戻もどしたい」と述のべ、後見こうけんの解除かいじょを訴うったえました。

「前回裁判所ぜんかいさいばんしょに出廷しゅっていした２年前ねんまえから多おおくのことが起おきた」と切きり出だしたスピアーズさん。「前回ぜんかいは全まったく耳みみを貸かしてもらなかったと思おもい、長ながい間あいだ、裁判所さいばんしょに戻もどってこなかった」と述のべました。

そのうえで、芸能活動げいのうかつどうを強制きょうせいされてプライバシーを与あたえられず、避妊ひにんや服薬ふくやく、治療ちりょうを強要きょうようされたと説明せつめいしました。自身じしんの反対はんたいにもかかわらず向精神薬こうせいしんやく「リチウム」を投与とうよされたことを明あきらかにしました。

リチウムは躁鬱そううつ（そううつ）状態じょうたいを引ひき起おこす双極性障害そうきょくせいしょうがいの治療ちりょうに使つかわれることが多おおく、うつ病びょうの治療ちりょうにも使用しようできます。

ソース：NHK ニュース