7000年前ねんまえに「人ひとが歩あるいていた道みち」 海底かいていで発見はっけん　クロアチア

　新石器時代しんせっきじだいのヨーロッパ、さかのぼることおよそ7000年前ねんまえに人ひとびと々が歩あるいていた道みちが海うみの底そこから見みつかりました。

　アドリア海かいの水深すいしんおよそ4メートルから5メートルの海うみの底そこ。
　
　石畳いしだたみのようなものが確認かくにんできます。

　クロアチアの南みなみに位置いちするコルチュラ島とうの湾内わんないで、古代こだいこの場所ばしょにあった人工島じんこうとうとコルチュラ島とうを結むすんでいたとみられる「道みち」が見みつかったということです。

　地元じもとのザダル大学だいがくのフェイスブックによりますと、幅はばはおよそ4メートルで石板せきばんを積つみ重かさねて作つくられています。

　この道みちは放射性炭素分析ほうしゃせいたんそぶんせきの結果けっか、およそ7000年前ねんまえの紀元前きげんぜん4900年ねんごろのものであることが分わかったとしています。

　周辺しゅうへんでは同おなじ時代じだいの集落しゅうらくも見みつかっていて、考古学者こうこがくしゃらは「祖先そせんらがどのように環境かんきょうに対応たいおうしてきたかが分わかる」と話はなしています。

ソース：NHK ニュース