アメリカ　女性じょせいの労働参加率ろうどうさんかりつが過去最高かこさいこう　75年ねんで倍以上ばいいじょうに増加ぞうか

　アメリカで労働ろうどうに参加さんかする女性じょせいの割合わりあいが75年前ねんまえの2倍以上ばいいじょうとなり、史上最高しじょうさいこうになったことが分わかりました。

　アメリカ労働省ろうどうしょうの発表はっぴょうによりますと、4月がつの25才さいから54才さいの女性じょせいの労働参加率ろうどうさんかりつは77.5％となり、23年ねんぶりに史上最高しじょうさいこうを更新こうしんしたということです。

　労働参加率ろうどうさんかりつは、対象たいしょうの人口じんこうのうち、働はたらいている人ひとと仕事しごとを探さがしている人ひとを合あわせた割合わりあいです。

　職しょくを失うしなう女性じょせいや、家族かぞくの看護かんごのために仕事しごとを辞やめる女性じょせいが一時増加いちじぞうかしましたが、雇用環境こようかんきょうが好転こうてんしたことや、インフレによる家計かけいの苦くるしさなどの影響えいきょうから仕事しごとに就つく女性じょせいが増ふえたとみられています。

　また、リモートワークなどの柔軟じゅうなんな働うごき方かたが女性じょせいの労働参加ろうどうさんかを推おし進すすめた可能性かのうせいも指摘してきされています。

　統計とうけいをとり始はじめた頃ころの1948年ねんには33.5％だったアメリカの女性労働参加率じょせいろうどうさんかりつは、75年ねんで2倍以上ばいいじょうに増加ぞうかしました。

ソース：NHK ニュース