国内初こくないはつ　CO2から作つくった「合成燃料ごうせいねんりょう」で自動車走行じどうしゃそうこうテスト

　二酸化炭素にさんかたんそなどが原料げんりょうの「合成燃料ごうせいねんりょう」を使つかった国内こくないで初はじめてとなる自動車じどうしゃの走行試験そうこうしけんが行おこなわれました。

　「合成燃料ごうせいねんりょう」は、従来じゅうらいのガソリンと同おなじように自動車じどうしゃなどで利用りようでき、製造時せいぞうじに二酸化炭素にさんかたんそを使つかうため、走行時そうこうじに出でる二酸化炭素にさんかたんそと相殺そうさいして実質的じっしつてきな排出量はいしゅつりょうを抑おさえることができます。

　走行試験そうこうしけんは、静岡県しずおかけんの富士ふじスピードウェイにあるトヨタの施設しせつで行おこなわれました。

　合成燃料ごうせいねんりょうの開発かいはつを進すすめるENEOSの齊藤社長さいとうしゃちょうが燃料ねんりょうを入いれ、トヨタ自動車じどうしゃの佐藤社長さとうしゃちょうが試験用しけんようの車くるまを運転うんてんしました。

　合成燃料ごうせいねんりょうを巡めぐっては政府せいふが、2025年ねんの実用化じつようかと2030年代前半ねんだいぜんはんの商用化しょうようかを目標もくひょうにしています。

ソース：NHK ニュース