モスクワのドローン攻撃こうげき　プーチン大統領だいとうりょうの公邸こうていが標的ひょうてきか

　ロシアの首都しゅとモスクワへのドローン攻撃こうげきを巡めぐり、独立系どくりつけいメディアはプーチン氏しを狙ねらった可能性かのうせいを指摘してきしています。

　ロシア当局とうきょくなどによりますと、30日早朝にちそうちょうのドローン攻撃こうげきではモスクワ西部せいぶの郊外こうがいにある高級住宅地こうきゅうじゅうたくちルブリョフカ周辺しゅうへんでもドローンが迎撃げいげきされています。

　モスクワ・タイムズは31日にち、クレムリンに近ちかい情報筋じょうほうすじの話はなしとして、ルブリョフカ方面ほうめんへのドローン攻撃こうげきが行おこなわれていた時とき、プーチン大統領だいとうりょうは近ちかくにある公邸こうていにいたと報ほうじました。

　また、有力紙ゆうりょくし「コメルサント」はドローンの残骸ざんがいを調査ちょうさした専門家せんもんかの話はなしとして、ドローンは一般いっぱんの住宅じゅうたくを目標もくひょうとしていなかったため、市内しないで高層住宅こうそうじゅうたくに衝突しょうとつした際さいにも爆発ばくはつしなかったと報ほうじています。

　一部いちぶのドローンにはコンクリート製せいのシェルターや滑走路かっそうろなどを破壊はかいするために使用しようされる爆薬ばくやくが積つまれていたとしていて、厳重げんじゅうに防護ぼうごされた重要施設じゅうようしせつを狙ねらっていたものとみられます。

ソース：NHK ニュース