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随時ずいじ更新こうしん】ロシア ウクライナに軍事ぐんじ侵攻しんこう(26にちうご

2022-07-26 13:54:58

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ロシアによるウクライナに対にたいする軍事ぐんじ侵攻しんこうつづいています。
ウクライナの各地かくちでロシアぐんとウクライナぐん戦闘せんとうつづけていて、大勢たいせい市民しみん国外こくがい避難ひなんしています。戦闘せんとう状況じょうきょう関係かんけい各国かっこく外交がいこうなど、ウクライナ情勢じょうせいをめぐる26にち日本にっぽん時間じかん)のうご随時ずいじ更新こうしんお伝おつたします。
日本にっぽんとウクライナ、ロシアのモスクワとは6時間じかん時差じさがあります)

ウクライナ南部なんぶ 黒海こっかい沿岸えんがんでミサイル攻撃こうげき相次あいつ

小麦こむぎなど輸出ゆしゅつこうあつまるウクライナ南部なんぶ黒海こっかい沿岸えんがんではミサイル攻撃こうげき相次あいついでいます。

ウクライナの非常ひじょう事態じたいちょうなどによりますと26にち、オデーサからみなみに60キロほどにあるリゾートがロシアぐんのミサイル攻撃こうげきけ、1にんがけがをしたということです。

映像えいぞうには、くずれた建物たてものやがれきのからけむりがり、消防しょうぼうたい消火しょうか活動かつどうおこなっている様子ようすうつっています。

ゼレンスキー大統領だいとうりょうはSNSで「基地きちではなく、軍隊ぐんたいもいなかった。ロシアはすべての責任せきにんわなければならない」と非難ひなんしています。

また南部なんぶミコライウの市長しちょうは26にち、ウクライナぐんからの情報じょうほうとして黒海こっかい方向ほうこうからおおのミサイルが発射はっしゃされ、港湾こうわん施設しせつ攻撃こうげきけたとあきらかにしました。

EU 加盟かめいこくのガス使用しようりょう 自主じしゅてきに15%削減さくげん合意ごうい

EU=ヨーロッパ連合れんごうは26にち、ベルギー・ブリュッセルでエネルギーしょう会議かいぎひらき、加盟かめいこくのガスの使用しようりょう来月らいげつから来年らいねん3つきまで、自主じしゅてきに15%削減さくげんすることで合意ごういしました。

ロシアからの天然てんねんガス供給きょうきゅうまった場合ばあいそなえ、ふゆ乗り切のりきために必要ひつようなガスを貯蔵ちょぞうすることが目的もくてきです。

これ先立さきだって今月こんげつ20にち、EUの執行しっこう機関きかんにあたるヨーロッパ委員いいんかい加盟かめいこくに対にたい各国かっこく自主じしゅてきにガスの使用しようりょう削減さくげんし、さらに深刻しんこく不足ふそく見込みこまれる場合ばあいはEUが強制きょうせいてき制限せいげんすることもありうるとする対策たいさく提案ていあんしていました。

一部いちぶくに強制きょうせいてき制限せいげんなど反対はんたいする立場たちばしめしたことから、今回こんかい合意ごういにあたっては、状況じょうきょうおうじて適用てきよう除外じょがいすることが盛り込もりこまれているということです。

べい国務こくむ次官じかん“ロシアへの圧力あつりょくゆるめず”

アジア歴訪れきほうしているアメリカのヌーランド国務こくむ次官じかんが26にち、NHKのインタビューおうじ、ウクライナへの軍事ぐんじ侵攻しんこうつづけるロシアへの圧力あつりょくゆるめず、日本にっぽんをはじめとしたG7=主要しゅよう7か国かこく引き続ひきつづ一致いっちした対応たいおうことが重要じゅうようだと強調きょうちょうしました。

ヌーランド次官じかんはオバマ政権せいけんヨーロッパ・ユーラシア担当たんとう国務こくむ次官補じかんほとして、2014ねんにロシアによるクリミアの一方いっぽうてき併合へいごうへの対応たいおうにあたるなどウクライナをめぐる外交がいこう政策せいさくながたずさわってきた人物じんぶつです。

インタビューでヌーランド次官じかん軍事ぐんじ侵攻しんこうつづけるロシアについて「制裁せいさい効果こうかかならずしも、すぐにはあらわれないものだが、ロシアは徹底的てっていてき経済けいざい圧力あつりょくけていると確信かくしんしている」とべたうえで、今回こんかい来日らいにちでロシアへの制裁せいさいやウクライナへの人道じんどう支援しえんなどについて日本にっぽん政府せいふ協議きょうぎしたことをあきらかにしました。

そしてもっと重要じゅうようなことは、この圧力あつりょく維持いじゆるめないことだ」と指摘してきし、ロシアへの制裁せいさいやウクライナへの支援しえんなど日本にっぽんをはじめとしたG7=主要しゅよう7か国かこく引き続ひきつづ一致いっちした対応たいおうことが重要じゅうようだと強調きょうちょうしました。

さらにヌーランド次官じかんは「中国ちゅうごくも、ウクライナの戦争せんそうに対にたいする民主みんしゅ主義しゅぎこく結束けっそくした対応たいおう注視ちゅうししている。中国ちゅうごくただしいメッセージおくらなければならない」とべ、ロシアへの制裁せいさい反対はんたいする立場たちばしめしている中国ちゅうごく警戒けいかいかんしめしました。

さらにプーチン大統領だいとうりょう事業じぎょう主体しゅたいをロシア企業きぎょう変更へんこうするようめいじた日本にっぽん大手おおて商社しょうしゃ出資しゅっしする天然てんねんガス開発かいはつプロジェクト、「サハリン2」をめぐり「エネルギーをプーチンが日本にっぽん対抗たいこうする武器ぶきにさせてはならない。時間じかんをかけて依存いぞんわらせるため日本にっぽんエネルギー需要じゅようについて協議きょうぎしている」とべ、ロシアからの輸入ゆにゅうらすため日本にっぽん連携れんけいしていく強調きょうちょうしました。

ウクライナちゅう大使たいし都内とない会見かいけん戦争せんそう犯罪はんざい関心かんしんせて」

ウクライナのちゅうにち大使たいしは26にち都内とない記者きしゃ会見かいけんひらき、ロシアの軍事ぐんじ侵攻しんこうはじまってから5か月かげつあま市民しみん犠牲ぎせいたないとして「ロシアによる戦争せんそう犯罪はんざい人道じんどうに対にたいするつみ関心かんしんせてほしい」とうったえました。

会見かいけんでウクライナのコルスンスキーちゅう大使たいしは、これまでの攻撃こうげき犠牲ぎせいになった市民しみんかお破壊はかいされた現場げんば写真しゃしんスクリーンうつしながらロシアぐんによる攻撃こうげき状況じょうきょうをひとつひとつ説明せつめいしました。

このうち今月こんげつ14にち西部せいぶビンニツァしゅう市街しがいがミサイルで攻撃こうげきされたことについて大使たいしは「ロシアぐんはウクライナぐん会議かいぎひらいていた場所ばしょ標的ひょうてきにしたと説明せつめいしているが、軍人ぐんじんは1にん死亡しぼうしていない。くなったこの9にんまちあるいていただけだった」と強調きょうちょうしました。

また今月こんげつ東部とうぶハルキウで攻撃こうげき巻き込まきこまれてくなった13さい男の子おとこのこよこ父親ちちおやにぎりながらぼう然ぼうぜんとしている様子ようすうつした写真しゃしんなど紹介しょうかいし「ロシアによる戦争せんそう犯罪はんざい人道じんどうに対にたいするつみ関心かんしんせてほしい」とうったえました。

またコルスンスキー大使たいしは、ロシアが核兵器かくへいき使用しようするそれ今後こんご排除はいじょできないとつよ懸念けねんしめしたうえで「核兵器かくへいき禁止きんしされるべきだ」とべ、来月らいげつ1にちからニューヨークでひらかれるNPT=かく拡散かくさん防止ぼうし条約じょうやくさい検討けんとう会議かいぎ核兵器かくへいき廃絶はいぜつうったえていく強調きょうちょうしました。

ウクライナ避難ひなんみん1614にん(24にち時点じてん

出入国しゅつにゅうこく在留ざいりゅう管理かんりちょうによりますと、ウクライナから日本にっぽん避難ひなんしたひとは、24にち時点じてんで1614にんとなっています。

内訳うちわけはことし4つき政府せいふ専用せんよう避難ひなんしてきたひとが20にん政府せいふ座席ざせき借り上かりあげた民間みんかん航空こうくう避難ひなんしてきたひとわせて157にん、そのほか手段しゅだん避難ひなんしてきたひとが1437です。

性別せいべつ男性だんせいが405にん女性じょせいが1209にんとなっています。

年代ねんだいべつでは18さい未満みまんが361にん、18さい以上いじょう~60さい以下いかが1038にん、61さい以上いじょうが215にんです。

入国にゅうこく月別つきべつにみると3つきが351にん、4つきが471にん、5つきが332にん、6つきは282にん、7つきは24にちまでに178にんです。

入国にゅうこくしたひとのうち、すくなくとも47にんは、すでに日本にっぽんから出国しゅっこくしているということです。

政府せいふ避難ひなんしてきたひとたちに90日間にちかん短期たんき滞在たいざいみとめる在留ざいりゅう資格しかく付与ふよし、本人ほんにん希望きぼうすれば、就労しゅうろう可能かのうで1年間ねんかん滞在たいざいできる特定とくてい活動かつどう」の在留ざいりゅう資格しかく変更へんこうすることができます。
この在留ざいりゅう資格しかく変更へんこうすると、住民じゅうみん登録とうろくをして国民こくみん健康けんこう保険ほけん加入かにゅうしたり、銀行ぎんこう口座こうざ開設かいせつしたりすることができ、24にちまでに1294にんが「特定とくてい活動かつどう」に資格しかく変更へんこうしたということです。

政府せいふは、ウクライナから避難ひなんしたひとたちのうち日本にっぽん親族しんぞくなど受け入うけいさきがないひとについては、一時いちじてき滞在たいざいさきとしてホテル確保かくほし、受け入うけいさきとなる自治体じちたい企業きぎょうなどをさがしていて、今月こんげつ22にちまでに45世帯せたい80にん受け入うけいさきまっています。

ロシアがウクライナに軍事ぐんじ侵攻しんこうはじめて5か月かげつがたち、日本にっぽんでの避難ひなん生活せいかつ長期ちょうきするなか言葉ことば就労しゅうろう教育きょういくなどについてニーズにおうじた支援しえんもとめられています。

萩生田はぎうだけいさんしょう 経済けいざい分野ぶんやにちべい連携れんけい強化きょうか

にちべいりょう政府せいふは、経済けいざい分野ぶんや議論ぎろんおこな外務がいむ経済けいざい閣僚かくりょうによるあら協議きょうぎ枠組わくぐいわゆる経済けいざいばんの「2プラス2」のはつ会合かいごう今月こんげつ29にちにワシントンでひらきます。
会合かいごう出席しゅっせきする萩生田はぎうだ経済けいざい産業さんぎょう大臣だいじんは、ロシアによる軍事ぐんじ侵攻しんこう中国ちゅうごく覇権はけん主義しゅぎてきうごつよめていることをまえ、経済けいざい分野ぶんやにちべいかん連携れんけい強化きょうかにつなげるかんがしめしました。

にちべいりょう政府せいふによる経済けいざいばんの「2プラス2」のはつ会合かいごうは、今月こんげつ29にちにワシントンでひらかれ、日本にっぽんからははやし外務がいむ大臣だいじん萩生田はぎうだ経済けいざい産業さんぎょう大臣だいじんが、アメリカからはブリンケン国務こくむ長官ちょうかんとレモンド商務しょうむ長官ちょうかん出席しゅっせきする予定よていです。

萩生田はぎうだ大臣だいじんは26にち閣議かくぎのあとの会見かいけんで「サプライチェーンや重要じゅうよう新興しんこう技術ぎじゅつなど経済けいざい安全あんぜん保障ほしょうをめぐる課題かだいについて、率直そっちょく意見いけん交換こうかんおこない、つぎのアクションにつなげていきたい」とべ、経済けいざい分野ぶんやにちべいかん連携れんけい強化きょうかにつなげるかんがしめしました。

会合かいごうでは、ロシアによるウクライナへの軍事ぐんじ侵攻しんこう中国ちゅうごく覇権はけん主義しゅぎてきうごつよめていることをまえ、世界せかいてき不足ふそくしている半導体はんどうたい供給きょうきゅうもう強化きょうかや、先端せんたん技術ぎじゅつ流出りゅうしゅつ悪用あくようふせための輸出ゆしゅつ管理かんり強化きょうか、さらに企業きぎょう活動かつどうから強制きょうせい労働ろうどうなど人権じんけんじょう問題もんだい排除はいじょするための枠組わくぐづくりなどについて、議論ぎろんする見通みとおです。

にちべいりょう政府せいふは、会合かいごうのあと共同きょうどう声明せいめい発表はっぴょうすることにしていて、経済けいざい安全あんぜん保障ほしょうをめぐる課題かだい一致いっちしたメッセージ打ち出うちだせるかが注目ちゅうもくされます。

ウクライナ国防こくぼうしょう ドイツ供与きょうよはししきたい空砲くうほう 到着とうちゃくあきらか

ウクライナのレズニコフ国防こくぼうしょうは、ドイツが供与きょうよした「対空たいくう戦車せんしゃ」とばれるはししき対空たいくうほうがウクライナに到着とうちゃくしたことをツイッターであきらかにし、「われわれの防空ぼうくう能力のうりょく強化きょうかされるだろう」として、欧米おうべいからの追加ついか軍事ぐんじ支援しえん徹底てってい抗戦こうせんするかまあらためてしめしました。

ウクライナ国防こくぼうしょう べい供与きょうよ兵器へいきおおきな効果こうか発揮はっき強調きょうちょう

アメリカから供与きょうよされたこう機動きどうロケットほうシステム=ハイマースについて、ウクライナのレズニコフ国防こくぼうしょうは25にち地元じもとテレビに対にたい先月せんげつハイマースを受け取うけとって以降いこう、ロシアぐん弾薬だんやく50か所かしょ破壊はかいしたとあきらかにしました。
そのうえで、「ロシアぐん物流ぶつりゅうもう破壊はかいし、かれ戦闘せんとう能力のうりょくうばものだ」として、ハイマースがロシアぐんに対にたいする攻撃こうげきおおきな効果こうか発揮はっきしていると強調きょうちょうしました。

ロシア ドイツへの天然てんねんガス さらに削減さくげん発表はっぴょう 本来ほんらいやく80%げん

ロシアの政府せいふけいガス会社かいしゃ、ガスプロムは25にち、パイプラインの関連かんれん設備せつびあるガスの輸送ゆそう使つかタービン1だい保守ほしゅ作業さぎょうのために停止ていしさせると発表はっぴょうしました。

これにより、天然てんねんガス供給きょうきゅうりょう今月こんげつ27にちから、本来ほんらい供給きょうきゅうりょうからおよそ80%ことになります。

ドイツがわは、ロシアのプーチン大統領だいとうりょう今月こんげつ20にち、タービン1だいちか修理しゅうり予定よていだと主張しゅちょうしたことから、ロシアがわ出方でかた警戒けいかいしていました。

ドイツでエネルギー政策せいさく担当たんとうする経済けいざい気候きこう保護ほごしょう報道ほうどうかんは25にち声明せいめいで「この削減さくげん技術ぎじゅつてき理由りゆうによるものではない」として、ロシアがわ政治せいじてき意図いともとづき供給きょうきゅうりょうらそうとしていると反発はんぱつしています。

ドイツ政府せいふは、ロシアからの天然てんねんガス供給きょうきゅう不安定ふあんてい状況じょうきょう長期ちょうきすることを視野しやに、国民こくみん企業きぎょう節約せつやくへの協力きょうりょくもとめています。

ロシアぐん 東部とうぶ南部なんぶ中心ちゅうしん攻撃こうげきつづける

ロシア国防省こくぼうしょうは25にち、ウクライナ東部とうぶドネツクしゅうあるウクライナぐん拠点きょてん攻撃こうげきし、兵士へいし外国がいこくじんのようへいわせて100にん以上いじょう殺害さつがいしたほか南東なんとうザポリージャしゅう東部とうぶハルキウしゅうでウクライナぐんの6つの指揮しきしょ破壊はかいしたと発表はっぴょうしました。

さらに、ザポリージャしゅうや、東部とうぶのドニプロペトロウシクしゅうあるウクライナぐん弾薬だんやくをミサイルで破壊はかいしたとするなど東部とうぶ南部なんぶ中心ちゅうしん攻撃こうげきつづけています。

ウクライナみなとからの小麦こむぎ輸出ゆしゅつ はやければ今週こんしゅうちゅうにも

ウクライナ政府せいふは25にち記者きしゃ会見かいけんひらき、ウクライナのみなとからの小麦こむぎなど輸出ゆしゅつを、はやければ今週こんしゅうちゅうにも一部いちぶはじめ、今後こんご2週間しゅうかんで、3つのみなとすべてで再開さいかいできるよう準備じゅんびすすめているとあきらかにしました。

会見かいけんでクブラコフ・インフラしょうは、「ウクライナの救難きゅうなんせんがすべてのふね同行どうこうする」とべ、安全あんぜん対策たいさくこうじる姿勢しせいしめしました。

また、ソルスキー農業のうぎょう政策せいさく食料しょくりょうしょうは、現在げんざいおよそ100おくドル、日本にっぽんえんでおよそ1ちょう3600おくえん相当そうとう穀物こくもつ輸出ゆしゅつできる状況じょうきょうあるのにくわえ、ことし収穫しゅうかく予定よていの200おくドル、およそ2ちょう7200おくえん相当そうとう穀物こくもつ追加ついか輸出ゆしゅつする必要ひつようがあると強調きょうちょうしました。

国連こくれんふく報道ほうどうかん小麦こむぎなど輸出ゆしゅつ再開さいかい 合意ごうい内容ないようさい確認かくにん

ウクライナさん小麦こむぎなどの輸出ゆしゅつ再開さいかいけて、ロシアとウクライナがトルコと国連こくれん仲介ちゅうかい合意ごういしたことに関連かんれんし、国連こくれんのハクふく報道ほうどうかんは25にち定例ていれい記者きしゃ会見かいけんで、「すべての当事者とうじしゃ頻繁ひんぱん連絡れんらく取り合とりあっており、合意ごうい内容ないようさい確認かくにんした。最初さいしょふねすうにちないうごだろう」とべ、ロシアぐんがウクライナの輸出ゆしゅつ拠点きょてんをミサイルで攻撃こうげきしたあとも、輸出ゆしゅつ再開さいかいけた準備じゅんびすすんでいると強調きょうちょうしました。

ウクライナ “ロシアぐんによるブチャの拷問ごうもん場所ばしょ”を公開こうかい

ロシアによるウクライナ侵攻しんこうおお市民しみん殺害さつがいされているのがつかった首都しゅとキーウ近郊きんこうのブチャで、地下ちかしつでロシアぐん市民しみん拷問ごうもんし、殺害さつがいしたとされる場所ばしょ報道陣ほうどうじん公開こうかいされました。

ウクライナ当局とうきょく説明せつめいによりますと、地下ちかしつ以前いぜん倉庫そうことして使つかわれていたということで、コンクリートかべ仕切しきられていて、入り口いりくちもっとちか部屋へやわか男性だんせい3にん遺体いたいつかったということです。
地下ちかしつ案内あんないしたウクライナぐん兵士へいしは、「ロシアぐんは、兵士へいし警察官けいさつかんなどが、どこにいるかといった情報じょうほうために人々ひとびと拷問ごうもんし、なぐったとおもわれる」とはなしていました。

OSCE=ヨーロッパ安全あんぜん保障ほしょう協力きょうりょく機構きこう報告ほうこくしょでは、ブチャにあるキャンプじょうでロシアぐん水責みずぜなど拷問ごうもんおこない、全身ぜんしんにやけどやきずがある複数ふくすう遺体いたいつかったとしています。

ウクライナ オデーサなど3こうから小麦こむぎなど輸出ゆしゅつ再開さいかい準備じゅんび

ウクライナのクブラコフ・インフラしょうとソルスキー農業のうぎょう政策せいさく食料しょくりょうしょうなどは25にち黒海こっかいめんする南部なんぶオデーサなど3つのみなとからの輸出ゆしゅつ再開さいかいについて、記者きしゃ会見かいけんひらきました。

このなかで、ウクライナのみなとからの小麦こむぎなど輸出ゆしゅつは、はやければ今週こんしゅうちゅうにも一部いちぶはじめ、今後こんご2週間しゅうかんで3つのみなとすべてで再開さいかいできるよう準備じゅんびすすめているとあきらかにしました。

クブラコフ・インフラしょうは、「ウクライナの救難きゅうなんせんがすべてのふね同行どうこうする」とべ、安全あんぜん対策たいさくこうじるとしています。

また、ソルスキー農業のうぎょう政策せいさく食料しょくりょうしょうは、現在げんざいおよそ100おくドル、日本にっぽんえんでおよそ1ちょう3600おくえん相当そうとう穀物こくもつ輸出ゆしゅつできる状況じょうきょうあるのにくわえ、ことし収穫しゅうかく予定よていの200おくドル、およそ2ちょう7200おくえん相当そうとう穀物こくもつ追加ついか輸出ゆしゅつする必要ひつようがあると強調きょうちょうしました。
ソース:NHK ニュース