福島ふくしま いわき市しの男女だんじょ４よん人にん 台風たいふう19号ごうの災害さいがい関連かんれん死しと認定にんてい

去年きょねん10月つきの台風たいふう19号ごうによる豪雨ごうう災害さいがいのあとの避難ひなん生活せいかつなどで、体調たいちょうが悪化あっかするなどして亡なくなった福島ふくしま県けんいわき市しの男女だんじょ４よん人にんが、「災害さいがい関連かんれん死し」と認定にんていされました。台風たいふう19号ごうとその後そのごの大雨おおあめによる福島ふくしま県内けんないでの災害さいがい関連かんれん死しの認定にんていは初はじめてです。

いわき市しによりますと、災害さいがい関連かんれん死しと認定にんていされたのは、市内しないに住すむ59歳さいから93歳さいまでの男女だんじょ４よん人にんです。

このうち93歳さいの女性じょせいは、被災ひさいして市内しないのアパートに転居てんきょしたあと体調たいちょうが悪化あっかして腎じん不全ふぜんで死亡しぼうしました。

また、86歳さいの男性だんせいは、災害さいがい後ご自宅じたくの２に階かいで生活せいかつしていましたが、デイサービスから帰宅きたくしたあと動うごけなくなり、そのまま病院びょういんに運はこばれて心不全しんふぜんで死亡しぼうしました。

このほか、82歳さいの女性じょせいが避難ひなん先さきの親類しんるいの家いえから自宅じたくに戻もどったあと倒たおれ、病院びょういんで心不全しんふぜんで死亡しぼうしたほか、59歳さいの女性じょせいは、うつ病うつびょうの療養りょうよう中ちゅうに被災ひさいし、市内しないの実家じっかに避難ひなんしながら自宅じたくの片付かたづけをしていましたが、自宅じたくで自殺じさつしているのを家族かぞくが見みつけたということです。

亡なくなった４よん人にんは、自宅じたくが半壊はんかいや浸水しんすいの被害ひがいにあって避難ひなんを余儀よぎなくされていて、市しは、避難ひなん生活せいかつ中ちゅうの身体しんたい的てき負担ふたんなどが原因げんいんで亡なくなったとして災害さいがい関連かんれん死しと認定にんていしました。

県けんによりますと、台風たいふう19号ごうとその後そのごの大雨おおあめによる福島ふくしま県内けんないでの災害さいがい関連かんれん死しの認定にんていは初はじめてだということです。

ソース：NHK ニュース