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米メディア ネバダ州“サンダース氏 勝利確実” 集計率4%
2020-02-23 02:09:28

ことし秋のアメリカ大統領選挙に向けた野党・民主党の候補者選びの第3戦となる西部ネバダ州の党員集会で、アメリカの主要メディアはサンダース上院議員が勝利を確実にしたと伝えました。
ことし11月の大統領選挙に向けて、政権奪還を目指す民主党の候補者選びは、第3戦となる西部ネバダ州の党員集会が日本時間のけさ5時から始まりました。
AP通信によりますと集計率4%で、
▽サンダース上院議員が54.3%、
▽バイデン前副大統領が17.5%、
▽ウォーレン上院議員が10.3%、
▽ブティジェッジ前サウスベンド市長が8.5%、
▽実業家のスタイヤー氏が6.6%などとなっています。
アメリカのABCテレビなど主要メディアは、サンダース氏が勝利を確実にしたと伝えました。
サンダース氏は民主党左派の代表格で、大企業を優遇する税制が格差を拡大させていると批判し、国民皆保険や公立大学の無償化、学生ローンの支払い免除などを公約に掲げて、若者を中心に支持の拡大を図ってきました。
サンダース氏は初戦のアイオワ州で僅差の2位、第2戦のニューハンプシャー州では勝利を収め、全米の世論調査でも支持率トップに立っていて、今回の連勝で8人が名乗りを上げる混戦から抜け出しました。
またネバダ州は、序盤の2州に比べてヒスパニックなど白人以外のマイノリティー層が多いことから、今回、サンダース氏が幅広い層の支持を得ていることを示す結果となりました。
サンダース氏は、今回の勝利で来月3日の全米14州で予備選挙が一斉に行われるスーパーチューズデーに向けて弾みをつけたことになり、最有力候補として躍り出る可能性が高まっています。
AP通信によりますと集計率4%で、
▽サンダース上院議員が54.3%、
▽バイデン前副大統領が17.5%、
▽ウォーレン上院議員が10.3%、
▽ブティジェッジ前サウスベンド市長が8.5%、
▽実業家のスタイヤー氏が6.6%などとなっています。
アメリカのABCテレビなど主要メディアは、サンダース氏が勝利を確実にしたと伝えました。
サンダース氏は民主党左派の代表格で、大企業を優遇する税制が格差を拡大させていると批判し、国民皆保険や公立大学の無償化、学生ローンの支払い免除などを公約に掲げて、若者を中心に支持の拡大を図ってきました。
サンダース氏は初戦のアイオワ州で僅差の2位、第2戦のニューハンプシャー州では勝利を収め、全米の世論調査でも支持率トップに立っていて、今回の連勝で8人が名乗りを上げる混戦から抜け出しました。
またネバダ州は、序盤の2州に比べてヒスパニックなど白人以外のマイノリティー層が多いことから、今回、サンダース氏が幅広い層の支持を得ていることを示す結果となりました。
サンダース氏は、今回の勝利で来月3日の全米14州で予備選挙が一斉に行われるスーパーチューズデーに向けて弾みをつけたことになり、最有力候補として躍り出る可能性が高まっています。
バイデン氏「前に向けて進むときだ」
アメリカメディアがネバダ州の党員集会でサンダース氏の勝利を伝える中、サンダース氏に次ぐ2位につけているバイデン前副大統領は、州内最大の都市ラスベガスで支持者を集めた集会を開き「前に向けて進むときだ。われわれは次のサウスカロライナの予備選挙で勝ち、スーパーチューズデーでも勝つ」と述べ、10日後のスーパーチューズデーに向けて活動を加速させる考えを示しました。
そのうえで、バイデン氏は「私は社会主義者でも金権主義者でもない。私こそが民主党員だ」と述べ、左派のサンダース氏やウォーレン氏、それに、選挙戦に巨額の資金を投じているブルームバーグ氏をやゆし、引き続き支持を呼びかけました。
バイデン氏は、候補者選びの初戦のアイオワ州と2戦目のニューハンプシャー州で低迷したあと、全米の支持率でも首位の座をサンダース氏に明け渡していて、ネバダ州で上位に食い込み、巻き返しに向けた足がかりを作れるかが注目されます。
そのうえで、バイデン氏は「私は社会主義者でも金権主義者でもない。私こそが民主党員だ」と述べ、左派のサンダース氏やウォーレン氏、それに、選挙戦に巨額の資金を投じているブルームバーグ氏をやゆし、引き続き支持を呼びかけました。
バイデン氏は、候補者選びの初戦のアイオワ州と2戦目のニューハンプシャー州で低迷したあと、全米の支持率でも首位の座をサンダース氏に明け渡していて、ネバダ州で上位に食い込み、巻き返しに向けた足がかりを作れるかが注目されます。
ブティジェッジ氏「アメリカの未来のため団結しよう」
ネバダ州の党員集会でアメリカのメディアがサンダース氏の勝利を伝える中、ブティジェッジ前サウスベンド市長は州内最大の都市ラスベガスで集会を開き、「サンダース氏を祝福したい」と述べ、敗北を認めました。
そのうえで、「私は党派を超えて国民の統合を実現する大統領になる。これはほかの誰でもなく、あなたたち一人一人の戦いだ。アメリカの未来のために団結しよう」と呼びかけ、指名獲得に向け改めて意欲を示しました。
ブティジェッジ氏は、初戦のアイオワ州と続くニューハンプシャー州で躍進し注目の候補者となりましたが、サンダース氏やバイデン氏と比べ、ヒスパニック系や黒人などマイノリティー層からの支持が伸び悩んでいると指摘されています。
10日後のスーパーチューズデーでも、マイノリティー層が多い大票田のカリフォルニア州などで予備選挙が行われるため、ブティジェッジ氏にとってはこうした有権者たちにも支持基盤を広げていけるかが課題となります。
そのうえで、「私は党派を超えて国民の統合を実現する大統領になる。これはほかの誰でもなく、あなたたち一人一人の戦いだ。アメリカの未来のために団結しよう」と呼びかけ、指名獲得に向け改めて意欲を示しました。
ブティジェッジ氏は、初戦のアイオワ州と続くニューハンプシャー州で躍進し注目の候補者となりましたが、サンダース氏やバイデン氏と比べ、ヒスパニック系や黒人などマイノリティー層からの支持が伸び悩んでいると指摘されています。
10日後のスーパーチューズデーでも、マイノリティー層が多い大票田のカリフォルニア州などで予備選挙が行われるため、ブティジェッジ氏にとってはこうした有権者たちにも支持基盤を広げていけるかが課題となります。
トランプ大統領「サンダース氏が好調」
ネバダ州で民主党の党員集会の集計作業が続くなか、トランプ大統領はツイッターに「偉大な州、ネバダで、クレイジーなバーニー・サンダース氏が好調なようだ。バイデン前副大統領や他の候補者たちは弱く見える。おめでとうバーニー」などと書き込みました。
ソース:NHK ニュース