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宮城 女川原発2号機 規制委員会の審査に合格
2020-02-26 02:12:44

東北電力が再稼働を目指している宮城県の女川原子力発電所2号機について原子力規制委員会は再稼働の前提となる審査に合格したことを示す審査書を正式に取りまとめました。9年前の東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方にある原発で審査に合格したのは初めてです。
東北電力は東日本大震災から2年後の平成25年、女川原発2号機について、再稼働の前提となる審査を原子力規制委員会に申請しました。
これについて審議を続けてきた規制委員会は去年11月、新しい規制基準に事実上合格したことを示す審査書の案をまとめ、一般から意見を募集していました。
そして26日の会合で巨大津波への心配の声などが寄せられたと報告がありましたが、海抜29メートルの防潮堤の設置などで対応できるとの判断を示しました。
そのうえで東北電力の対策は妥当だとして新しい規制基準に合格したことを示す審査書を決定しました。
東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方にある原発では初めての審査の合格となります。また震災で津波の被害をうけた原発としては茨城県にある日本原子力発電の東海第二原発に次いで2基目です。
ただ女川原発2号機が実際に再稼働するためには地元自治体の了解なども必要で、現時点では時期のめどはたっていません。
女川原発には3つの原子炉があり、東北電力は1号機については廃炉を決定しています。3号機については再稼働させたい考えで、規制委員会へ審査の申請を検討しています。
これについて審議を続けてきた規制委員会は去年11月、新しい規制基準に事実上合格したことを示す審査書の案をまとめ、一般から意見を募集していました。
そして26日の会合で巨大津波への心配の声などが寄せられたと報告がありましたが、海抜29メートルの防潮堤の設置などで対応できるとの判断を示しました。
そのうえで東北電力の対策は妥当だとして新しい規制基準に合格したことを示す審査書を決定しました。
東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方にある原発では初めての審査の合格となります。また震災で津波の被害をうけた原発としては茨城県にある日本原子力発電の東海第二原発に次いで2基目です。
ただ女川原発2号機が実際に再稼働するためには地元自治体の了解なども必要で、現時点では時期のめどはたっていません。
女川原発には3つの原子炉があり、東北電力は1号機については廃炉を決定しています。3号機については再稼働させたい考えで、規制委員会へ審査の申請を検討しています。
ソース:NHK ニュース