宇宙観測史上最大うちゅうかんそくしじょうさいだいの爆発ばくはつを確認かくにん、巨大きょだいブラックホールが原因げんいんと天文学者てんもんがくしゃ

地球ちきゅうから３億おく９０００万光年離まんこうねんはなれた宇宙うちゅうで、ブラックホールによるものとみられる観測史上最大規模かんそくしじょうさいだいきぼの爆発ばくはつが起おきたことがこのほど明あきらかになりました。

爆発ばくはつにより、当該とうがいの空間くうかんに存在そんざいする高温こうおんのガスには火山かざんの噴火ふんかに伴ともなうクレーターに相当そうとうする痕跡こんせきが出現しゅつげんしました。米海軍調査研究所べいかいぐんちょうさけんきゅうじょの天文学者てんもんがくしゃによれば、宇宙最大うちゅうさいだいの爆発ばくはつで生うまれたこの「クレーター」は、天あまの川銀河かわぎんが１５個分こぶんの大おおきさだということです。

爆発ばくはつは、へびつかい座銀河団ざぎんがだんの中心ちゅうしんで発生はっせいしました。
天文学者てんもんがくしゃらは、ある大型おおがたの銀河ぎんがの中心部分ちゅうしんぶぶんに位置いちする超大質量ちょうだいしつりょうブラックホールが今回こんかいの爆発ばくはつを引ひき起おこしたとみています。

ソース：NHK ニュース