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新型しんがたインフルやく新型肺炎しんがたはいえん治療活用ちりょうかつよう検討けんとうへ 政府方針せいふほうしん

2020-03-04 16:05:08

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加藤勝信厚生労働かとうかつのぶこうせいろうどうしょう22にち新型しんがたコロナウイルス感染かんせんたいする治療ちりょうに、新型しんがたインフルエンザやくとして政府せいふ備蓄びちくしている「アビガン」(一般名いっぱんめいファビピラビル)が使つかえるか、検討けんとうする方針ほうしんあきらかにしました。数日内すうにちない必要ひつよう手続てつづおこない、効果こうかたしかめる臨床研究りんしょうけんきゅうはじめるということです。

アビガンは富士ふじフイルム富山化学とやまかがくせいです。タミフルなど既存きそんこうインフルエンザやくかない新型しんがたインフルエンザが流行りゅうこうし、政府せいふ判断はんだんした場合ばあいのみ使つかえるという条件じょうけん2014ねん承認しょうにんされ、備蓄びちくされています。

新型しんがたコロナウイルスにはまだ治療薬ちりょうやくがありません。世界保健機関せかいほけんきかん(WHO)は、こうHIVやくや、エボラ出血熱しゅっけつねつ治療薬ちりょうやくとして開発かいはつされたこうウイルスやく効果こうかについて臨床研究りんしょうけんきゅうすすめており、3週間程度しゅうかんていど結果けっかがでるとしています。国内こくないでも、こうHIVやくなど使つかえないか研究けんきゅうはじまっています。

ソース:NHK ニュース