新型しんがたコロナ４．５メートルの距離きょりでも感染かんせんか、中国研究ちゅうごくけんきゅうチーム発表はっぴょう

　香港ほんこんメディアによりますと、中国湖南省ちゅうごくこなんしょうの研究けんきゅうチームは今年ことし１月がつに湖南省こなんしょうの長距離ちょうきょりバスで起おきた１３人にんの新型しんがたコロナウイルスの集団感染しゅうだんかんせんについて調査ちょうさしました。その結果けっか、最長さいちょうで４．５メートル離はなれた乗客じょうきゃくにも感染かんせんしたということです。この患者かんじゃは当時とうじマスクを着つけておらず、また、バスの窓まどはすべて閉しめられ、エアコンがついていたということです。

　飛沫感染しぶきかんせんを防ふせぐには２メートルほどの距離きょりをとれば安全あんぜんとされていますが、研究けんきゅうチームは、飛沫しぶきより小ちいさな粒子りゅうし「エアロゾル」がエアコンの風かぜで運はこばれた可能性かのうせいがあると指摘してきしました。さらに感染者かんせんしゃがバスを降おりてからおよそ３０分後ぷんごに乗車じょうしゃした客きゃくも感染かんせんしたことから、ウイルスは３０分ぷんは生存せいぞんしている可能性かのうせいがあると分析ぶんせきしました。

ソース：NHK ニュース