2019年ねんの世界平均気温せかいへいきんきおん、過去かこ2番目ばんめの高たかさ、WMO認定にんてい

WMOによると、19年ねんの平均気温へいきんきおんは産業革命さんぎょうかくめい（18世紀せいき）前まえの水準すいじゅんより1・1度上昇どじょうしょうしました。南米沖なんべいおきの太平洋赤道域たいへいようせきどういきで、海面かいめんの水温すいおんが高たかくなるエルニーニョ現象げんしょうが記録的きろくてきに強つよく影響えいきょうした16年ねんに次ついで高温こうおんになりました。直近ちょっきんの5年間ねんかん（15～19年ねん）、10年間ねんかん（10～19年ねん）のそれぞれの平均気温へいきんきおんは、1850年ねんに観測かんそくを始はじめてから最もっとも暑あつかったと分わかりました。

　一方いっぽう、洪水こうずいなどの気象災害きしょうさいがいにより移住いじゅうを余儀よぎなくされた人ひとは、18年ねんの1720万人まんにんを大おおきく上回うわまわり、2200万人まんにんに達たっする見通みとおしです。ターラス氏しは「（温暖化おんだんかに伴ともなって）雨あめの降ふり方かたも変かわり、既すでにいくつかの国くにで深刻しんこくな影響えいきょうをもたらしている」と指摘してきしました。

ソース：NHK ニュース